8.7.2. Eclipse Vert.x Redis クライアントの更新


本セクションでは、Redis クライアントの変更点を説明します。

8.7.2.1. Redis ロールおよびノードのオプションから非推奨の用語「slave (スレーブ)」を削除

Redis ロールおよびノードオプションで使用されていた非推奨の「slave (スレーブ)」という用語が、「replica」に置き換えられました。

ロール
以下の例は、Eclipse Vert.x 3.x リリースでの SLAVE ロールの使用を示しています。
// Before (3.x)
Redis.createClient(
      rule.vertx(),
      new RedisOptions()
        .setType(RedisClientType.SENTINEL)
        .addConnectionString("redis://localhost:5000")
        .setMasterName("sentinel7000")
        .setRole(RedisRole.SLAVE));

以下の例は、Eclipse Vert.x 4 での REPLICA ロールの使用を示しています。

// After (4.0)
Redis.createClient(
      rule.vertx(),
      new RedisOptions()
        .setType(RedisClientType.SENTINEL)
        .addConnectionString("redis://localhost:5000")
        .setMasterName("sentinel7000")
        .setRole(RedisRole.REPLICA));
ノードのオプション
以下の例は、Eclipse Vert.x 3.x リリースでのノード型の RedisSlaves の使用方法を示しています。
// Before (3.9)
options.setUseSlaves(RedisSlaves);

以下の例は、Eclipse Vert.x 4 でのノード型の RedisReplicas の使用方法を示しています。

// After (4.0)
options.setUseReplicas(RedisReplicas);
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