4.2. 本リリースで導入されたテクノロジープレビュー機能のアーティファクト


本リリースでは、以下のアーティファクトがテクノロジープレビューとして提供されます。

  • vertx-mssql-client

    Eclipse Vert.x リアクティブ MSSQL クライアントは、Microsoft SQL サーバーのクライアントです。これは、データベースのスケーラビリティーに役立ち、オーバーヘッドが低い API です。API はリアクティブおよび非ブロッキングであるため、単一のスレッドで複数のデータベース接続を処理できます。

  • vertx-http-proxy

    Eclipse Vert.x HTTP プロキシーはリバースプロキシーです。このモジュールを使用すると、プロキシーを簡単に作成できます。プロキシーサーバーは、オリジンサーバーからの DNS クエリを動的に解決することもできます。

  • vertx-web-proxy

    Eclipse Vert.x Web プロキシーを使用すると、Eclipse Vert.x Web ルーターに Eclipse Vert.x HTTP プロキシーをマウントできます。

  • vertx-opentelemetry

    Open Telemetry のトレースがサポートされます。HTTP およびイベントバストレースに Open Telemetry を使用できます。

  • vertx-web-sstore-infinispan

    この Eclipse Vert.x Web セッションストアを使用すると、セッションデータを Infinispan キャッシュに保存できます。このモジュールは Infinispan クライアントに実装されているため、スタンドアロンまたはクラスター化された Eclipse Vert.X アプリケーションで使用できます。

  • vertx-auth-webauthn

    Eclipse Vert.x 認証モジュール io.vertx.ext.auth.AuthProvider インターフェースは、2 つの新しいインターフェースに分割されました。

    • io.vertx.ext.auth.authentication.AuthenticationProvider
    • io.vertx.ext.auth.authorization.AuthorizationProvider

      認証は Eclipse Vert.x 4 の新機能です。以前のリリースでは、ユーザーが User オブジェクトでタスクを実行することが許可されているかどうかを確認できました。そのため、プロバイダーはユーザーの認証と承認の両方を行います。

      Eclipse Vert.x 4 では、User オブジェクトインスタンスは特定の認証プロバイダーに関連付けられていません。そのため、異なるプロバイダーを使用してユーザーを認証および承認できます。

  • vertx-opentracing

    Eclipse Vert.x 4 は分散トレースをサポートします。トレースを使用してマイクロサービスを監視し、パフォーマンスの問題を特定することができます。

    Eclipse Vert.x 4 は OpenTracing システムと統合します。

    以下の Eclipse Vert.x コンポーネントはトレースをログに記録できます。

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