4.9. Eclipse Vert.x Reactive Extensions (Rx) の変更点
このセクションでは、Eclipse Vert.x の Reactive Extensions (Rx) の変更点を説明します。Eclipse Vert.x は RxJava ライブラリーを使用します。
4.9.1. RxJava 3 のサポート
Eclipse Vert.x 4.1.0 以降では、RxJava 3 がサポートされます。
-
新しい rxified API が
io.vertx.rxjava3
パッケージで利用できます。 -
Eclipse Vert.x JUnit5 との統合は、
vertx -junit5-rx-java3
バインディングによって提供されます。
RxJava 3 にアップグレードするには、次の変更を行う必要があります。
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pom.xml
ファイルの<dependency>
で、RxJava 1 および 2 バインディングをvertx-rx-java
またはvertx-rx-java2
からvertx-rx-java3
に変更します。 -
アプリケーションで、インポートを
io.vertx.reactivex.*
からio.vertx.rxjava3
.* に更新します。 - アプリケーションで、RxJava 3 タイプのインポートも更新します。詳細については、RxJava 3 ドキュメントの 新機能 セクションを参照してください。