3.2. Eclipse Vert.x アプリケーションの OpenShift へのデプロイメント


Eclipse Vert.x アプリケーションを OpenShift にデプロイするには、アプリケーションで pom.xml ファイルを設定し、OpenShift Maven プラグインを使用します。

注記

Fabric8 Maven プラグインはサポート対象外になりました。OpenShift Maven プラグインを使用して、OpenShift に Eclipse Vert.x アプリケーションをデプロイします。詳細は、migrating from Fabric8 Maven Plugin to Eclipse JKube セクションを参照してください。

pom.xml ファイルの jkube.generator.from URL を置き換えて、Java イメージを指定できます。イメージは Red Hat Ecosystem Catalog で利用できます。

<jkube.generator.from>IMAGE_NAME</jkube.generator.from>

たとえば、OpenJDK 8 を使用する RHEL 7 の Java イメージは、以下のように指定します。

<jkube.generator.from>registry.access.redhat.com/redhat-openjdk-18/openjdk18-openshift:latest</jkube.generator.from>

3.2.1. Eclipse Vert.x でサポートされる Java イメージ

Eclipse Vert.x は、さまざまなオペレーティングシステムで利用可能なさまざまな Java イメージで認定およびテストされています。たとえば、Java イメージは、RHEL 7 で OpenJDK 8 または OpenJDK 11 で利用できます。

Eclipse Vert.x は、RHEL 8 上の Red Hat OpenJDK 8 および Red Hat OpenJDK 11 用の OCI 準拠の ユニバーサルベースイメージ を使用して、Eclipse Vert.x アプリケーションをビルドして OpenShift にデプロイするためのサポートを導入します。

Red Hat Ecosystem Catalog で RHEL 8 イメージにアクセスするには、Docker または podman 認証が必要です。

以下の表には、さまざまなアーキテクチャーの Eclipse Vert.x で対応しているコンテナーイメージが記載されています。これらのコンテナーイメージは、Red Hat Ecosystem Catalog で入手できます。カタログでは、下の表に記載されるイメージを検索してダウンロードできます。イメージページには、イメージへのアクセスに必要な認証手順が含まれています。

表3.1 OpenJDK イメージおよびアーキテクチャー
JDK (OS)アーキテクチャーのサポートRed Hat Ecosystem Catalog で利用可能なイメージ

OpenJDK8 (RHEL 7)

x86_64

redhat-openjdk-18/openjdk18-openshift

OpenJDK11 (RHEL 7)

x86_64

openjdk/openjdk-11-rhel7

OpenJDK8 (RHEL 8)

x86_64

ubi8/openjdk-8-runtime

OpenJDK11 (RHEL 8)

x86_64、IBMZ、および IBM Power

ubi8/openjdk-11

注記

RHEL 7 ホストでの RHEL 8 ベースのコンテナーの使用 (OpenShift 3 または OpenShift 4 など) は、サポートが限定されています。詳細は、Red Hat Enterprise Linux Container Compatibility Matrix を参照してください。

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