4.2.3. アプリケーションのカスタムロギングフレームワークの指定
Eclipse Vert.x で java.util.logging
を使用しない場合は、io.vertx.core.logging.Logger
を設定し、別のロギングフレームワークを使用するように設定します (例: Log4J
または SLF4J
)。
vertx.logger-delegate-factory-class-name
システムプロパティーの値をLogDelegateFactory
インターフェイスを実装するクラスの名前に設定します。Eclipse Vert.x は、以下のライブラリーに事前ビルドされた実装を提供し、以下のように対応する事前定義されたクラス名を提供します。ライブラリー クラス名 Log4J
v1io.vertx.core.logging.Log4jLogDelegateFactory
Log4J
v2io.vertx.core.logging.Log4j2LogDelegateFactory
SLF4J
io.vertx.core.logging.SLF4JLogDelegateFactory
カスタムライブラリーを使用してロギングを実装する場合は、関連する
Log4J
jar またはSLF4J
jar がアプリケーションの依存関係に含まれていることを確認します。注意Eclipse Vert.x で提供される Log4J v1 委譲は、パラメーター化されたメッセージに対応していません。Log4J v2 および SLF4J の委譲はどちらも
{}
構文を使用します。java.util.logging
委譲は、{n}
構文を使用するjava.text.MessageFormat
に依存します。