第6章 既知の問題


6.1. 4.2 リリースの既知の問題

本セクションでは、Eclipse Vert.x 4.2 の既知の問題について説明します。

6.1.1. RH-SSO が発行するトークンは、Eclipse Vert.x 4.2 に移行した後、OAuth2 検証に失敗します。

説明
Red Hat Single Sign-On (RH-SSO) を認証プロバイダーとして使用する場合、Eclipse Vert.x の以前のリリースで有効であったトークンは、Eclipse Vert.x 4.2 に移行すると検証チェックに失敗します。
原因
Eclipse Vert.x 4.2 では、OAuth2 認証は、Eclipse Vert.x の以前のリリースよりも厳密なセキュリティー検証を提供します。
回避策
デフォルトでは、RH-SSO はクライアント ID ではなく account オーディエンスでトークンを発行します。RH-SSO を認証プロバイダーとして使用している場合、Eclipse Vert.x 4.2 に移行した後、account オーディエンスとクライアント ID を明示的に JWTOptions 設定に追加し、トークンが正常に検証されるようにする必要があります。

6.1.2. ROWID でテーブルデータを検索する場合の JDBCClient エラー

説明
Eclipse Vert.x 4.2 では、ROWID を使用してテーブルデータを取得しようとすると、Oracle JDBC ドライバーを持つ vertx-jdbc-clientjava.sql.SQLException を出力します。
原因
Eclipse Vert.x 4.2 では、ROWID がバイトの配列として利用可能になりました。Eclipse Vert.x の以前のリリースでは、ROWID は文字列タイプとして使用可能でした。
回避策

行 ID をバイトの配列にキャストし、この配列から新しい ROWID オブジェクトを作成します。

以下に例を示します。

ROWID rowid = new ROWID(updateResultAsyncResult.result().getKeys().getString(0).getBytes());
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6.1.3. ROWID 解析時の JDBCPool エラー

説明
Eclipse Vert.x 4.2 では、ROWID を解析しようとすると、JDBC プールは java.lang.UnsupportedOperationException を出力します。
原因
Eclipse Vert.x 4.2 では、ROWID をバイトの配列として直接解析することはできません。Eclipse Vert.x の以前のリリースでは、ROWID は文字列タイプとして解析できました。
回避策

getValue() メソッドを使用して、行 ID をオブジェクトとして取得し、このオブジェクトをバイトの配列にキャストします。

以下に例を示します。

Row lastInsertId = rows.property(JDBCPool.GENERATED_KEYS);
ROWID rowid = new ROWID((byte[]) lastInsertId.getValue(0));
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説明
Eclipse Vert.x 4.2 では、PostgreSQL JDBC ドライバー 9.0 以降を使用する vertx-jdbc-client は、ストアドプロシージャの呼び出しで予期しない結果を生成します。
原因
Eclipse Vert.x 4.2 では、vertx-jdbc-client は現在、最新の PostgreSQL データベースドライバーとサーバーが呼び出し可能なステートメントを実行するときに必要とする明示的な SQL 型情報をサポートしていません。
回避策
9.0 より前のバージョンの PostgreSQL JDBC ドライバーを使用します。

6.1.5. JDK 8 で vertx-oracle-client を使用するとコンパイルエラーが発生する

説明
Eclipse Vert.x 4.2 では、OpenJDK 8 を使用すると、vertx-oracle-clientbad class file コンパイルエラーを出力します。
原因
Eclipse Vert.x 4.2 では、vertx-oracle-client は OpenJDK 11 以降で動作するように設計されています。
回避策
OpenJDK 11 または OpenJDK 17 を使用します。
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