5.8. クライアントスコープベースのポリシー


このタイプのポリシーを使用して、1 つ以上のクライアントスコープのセットがオブジェクトにアクセスできるパーミッションの条件を定義できます。

デフォルトでは、このポリシーに追加されたクライアントスコープは必要に応じて指定されず、アクセスを要求するクライアントがこのクライアントスコープが付与されている場合は、ポリシーはアクセスを付与します。ただし、特定のクライアントスコープを適用する場合は、必要 に応じて特定のクライアントスコープを指定できます。

新しいクライアントスコープベースのポリシーを作成するには、ポリシータイプリストから Client Scope を選択します。

クライアントスコープポリシーの追加

Add Client Scope Policy

5.8.1. 設定

  • Name

    ポリシーを記述する人間が判読できる一意な文字列。ベストプラクティスは、ビジネス要件とセキュリティー要件に密接に関連する名前を使用して、それらをより簡単に識別できるようにすることです。

  • Description

    このポリシーの詳細を含む文字列。

  • クライアントスコープ

    このポリシーで許可されるクライアントスコープを指定します。

  • Logic

    他の条件を評価した後に適用する、このポリシーのロジック。

5.8.2. クライアントスコープの定義 (任意)

クライアントスコープベースのポリシーを作成するときに、特定のクライアントスコープを Required として指定できます。これを実行する際に、アクセスを要求するクライアントが すべて必要な クライアントスコープが付与されている場合にのみ、ポリシーはアクセスを付与します。

必要なクライアントスコープの例

Example of required client scope

必要に応じてクライアントスコープを指定するには、必要に応じて設定するクライアントスコープの Required チェックボックスを選択します。

必要なクライアントスコープは、ポリシーに複数のクライアントスコープを定義する場合に役に立ちますが、それらのサブセットのみが必須となります。

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