第2章 Bootc イメージをインストールしてレジストリーに公開する
MicroShift は、イメージモードコンテナーとしてビルドおよび公開されています。MicroShift を使用して Red Hat Enterprise Linux (RHEL) のブート可能なコンテナーイメージをインストールする場合は、事前に構築されたブート可能なコンテナーイメージを使用するか、独自のカスタムブート可能なコンテナーイメージを構築します。
Image Mode for RHEL はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
2.1. MicroShift ワークフローを使用する image mode for RHEL リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Image Mode for RHEL を使用するには、次のリソースが利用可能であることを確認してください。
- MicroShift bootc イメージをビルドするための、アクティブな Red Hat サブスクリプションを備えた RHEL 9.4 ホスト。
- bootc イメージを保存およびアクセスするためのリモートレジストリー。
- AArch64 または x86_64 システムアーキテクチャー上の MicroShift クラスターで Image Mode for RHEL を使用できます。
MicroShift で Image Mode を使用するワークフローには、次の手順が含まれます。
- 事前に構築された MicroShift コンテナーイメージを見つけて使用し、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) をインストールします。
- 事前に構築された MicroShift コンテナーイメージをカスタマイズする必要がある場合は、カスタム MicroShift コンテナーイメージを構築します。
- コンテナーイメージを実行します。
rpm-ostree ファイルシステムは、イメージモードではサポートされていません。rpm-ostree ファイルシステムを使用して、イメージモードを使用するデプロイメントを変更しないでください。