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Eclipse Temurin 17.0.10 のリリースノート

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Red Hat build of OpenJDK 17

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概要

Eclipse Temurin 17.0.10 のリリースノートでは、OpenJDK 17 の新機能の概要と、潜在的な既知の問題および考えられる回避策のリストを提供します。

はじめに

Open Java Development Kit (OpenJDK) は、Java Platform Standard Edition (Java SE) のオープンソース実装です。Eclipse Temurin は、OpenJDK 8u、OpenJDK 11u、OpenJDK 17u、OpenJDK 21u の 4 つの LTS バージョンで利用できます。

Eclipse Temurin のバイナリーファイルは、macOS、Microsoft Windows と、Red Hat Enterprise Linux や Ubuntu を含む複数の Linux x86 オペレーティングシステムで利用できます。

Red Hat build of OpenJDK ドキュメントへのフィードバック

エラーを報告したり、ドキュメントを改善したりするには、Red Hat Jira アカウントにログインし、課題を送信してください。Red Hat Jira アカウントをお持ちでない場合は、アカウントを作成するように求められます。

手順

  1. 次のリンクをクリックして チケットを作成します
  2. Summary に課題の簡単な説明を入力します。
  3. Description に課題や機能拡張の詳細な説明を入力します。問題があるドキュメントのセクションへの URL を含めてください。
  4. Submit をクリックすると、課題が作成され、適切なドキュメントチームに転送されます。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。

第1章 Eclipse Temurin のサポートポリシー

Red Hat は、一部の Eclipse Temurin のメジャーバージョンをサポートします。一貫性を保つために、これらのバージョンは、Oracle が長期サポート (LTS) として指定している Oracle JDK バージョンと同様のままとなります。

Eclipse Temurin のメジャーバージョンは、最初に導入された時点から少なくとも 6 年間サポートされます。詳細は、Eclipse Temurin のライフサイクルおよびサポートポリシー を参照してください。

注記

RHEL 6 のライフサイクルは 2020 年 11 月に終了します。このため、Eclipse Temurin はサポート対象の構成として RHEL 6 をサポートしません。

第2章 Eclipse Temurin の機能

Eclipse Temurin には、OpenJDK のアップストリームディストリビューションの構造の変更は含まれません。

最新の OpenJDK 17 の Eclipse Temurin リリースに含まれる変更点とセキュリティー修正のリストについては、OpenJDK 17.0.10 Released を参照してください。

新機能および機能拡張

Eclipse Temurin 17.0.10 リリースに含まれる新機能と機能拡張について理解するには、次のリリースノートを確認してください。

Windows に KEEPALIVE 拡張ソケットオプションのサポートが追加される

Windows 10 バージョン 1709 以降のプラットフォームでは、java.net.ExtendedSocketOptions クラスが TCP_KEEPIDLE および TCP_KEEPINTERVAL オプションをサポートするようになりました。

同様に、Windows 10 バージョン 1703 以降のプラットフォームでは、java.net.ExtendedSocketOptions クラスが TCP_KEEPCOUNT オプションをサポートするようになりました。

JDK-8308593 (JDK Bug System) を参照してください。

X509KeyManager.chooseClientAlias メソッドは、すべてのキータイプに対して 1 回呼び出される

OpenJDK 17.0.10 では、要求されたアルゴリズムの数に関係なく、TLS または Datagram TLS (DTLS) は、クライアント認証のハンドシェイク中に X509KeyManager.chooseClientAlias メソッドを 1 回だけ呼び出すようになりました。

JDK-8262186 (JDK Bug System) を参照してください。

NMT レポートに含まれるコミットされたメモリーのピーク値

OpenJDK 17.0.10 では、Native Memory Tracking (NMT) レポートに、すべてのカテゴリーのピーク値が表示されるようになりました。ピーク値は、JVM プロセスの有効期間中に特定の NMT カテゴリーでコミットされたメモリーの最高値です。

カテゴリーのコミットされたメモリーが現在最高値にある場合、NMT レポートには at peak の値が表示されます。それ以外の場合、NMT レポートには過去のピーク値が表示されます。

たとえば、次のレポート出力は、コンパイラーアリーナメモリーがピーク時には 6 MB を超えていたものの、現在は約 200 KB であることを示しています。

Compiler (arena=196KB #4) (peak=6126KB #16)

JDK-8317772 (JDK Bug System) を参照してください。

Linux でサポートされていない THP に関する JVM 警告

Linux プラットフォームで、Transparent Huge Pages (THP) が要求されたもののサポートされていない場合、JVM は次のメッセージを標準出力に出力するようになりました。

UseTransparentHugePages disabled; transparent huge pages are not supported by the operating system.

JDK-8313782 (JDK Bug System) を参照してください。

jdk.jar.maxSignatureFileSize システムプロパティーのデフォルト値の増加

OpenJDK 17.0.8 では、Java アーカイブ (JAR) ファイルで署名関連のファイルに許可される最大バイト数を設定するための jdk.jar.maxSignatureFileSize システムプロパティーが導入されました (JDK-8300596)。デフォルトでは、jdk.jar.maxSignatureFileSize プロパティーは 8000000 バイト (8 MB) に設定されていましたが、これは Mend (旧 WhiteSource) Unified Agent JAR ファイルなどの一部の JAR ファイルには小さすぎました。

OpenJDK 17.0.10 では、jdk.jar.maxSignatureFileSize プロパティーのデフォルト値が 16000000 バイト (16 MB) に増加されます。

JDK-8312489 (JDK Bug System) を参照してください。

Let's Encrypt ISRG Root X2 CA 証明書の追加

OpenJDK 17.0.10 では、cacerts トラストストアに、Let's Encrypt の Internet Security Research Group (ISRG) Root X2 認証局 (CA) 証明書が含まれています。

  • 名前: Let’s Encrypt
  • エイリアス名: letsencryptisrgx2
  • 識別名: CN=ISRG Root X2、O=Internet Security Research Group、C=US

JDK-8317374 (JDK Bug System) を参照してください。

Digicert, Inc. のルート証明書の追加

OpenJDK 17.0.10 では、cacerts トラストストアに 4 つの Digicert, Inc. のルート証明書が含まれています。

証明書 1
  • 名前: DigiCert, Inc.
  • エイリアス名: digicertcseccrootg5
  • 識別名: CN=DigiCert CS ECC P384 Root G5、O="DigiCert, Inc."、C=US
証明書 2
  • 名前: DigiCert, Inc.
  • エイリアス名: digicertcsrsarootg5
  • 識別名: CN=DigiCert CS RSA4096 Root G5、O="DigiCert, Inc."、C=US
証明書 3
  • 名前: DigiCert, Inc.
  • エイリアス名: digicerttlseccrootg5
  • 識別名: CN=DigiCert TLS ECC P384 Root G5、O="DigiCert, Inc."、C=US
証明書 4
  • 名前: DigiCert, Inc.
  • エイリアス名: digicerttlsrsarootg5
  • 識別名: CN=DigiCert TLS RSA4096 Root G5、O="DigiCert, Inc."、C=US

JDK-8318759 (JDK Bug System) を参照してください。

eMudhra Technologies Limited のルート証明書の追加

OpenJDK 17.0.10 では、cacerts トラストストアに 3 つの eMudhra Technologies Limited のルート証明書が含まれています。

証明書 1
  • 名称: eMudhra Technologies Limited
  • エイリアス名: emsignrootcag1
  • 識別名: CN=emSign Root CA - G1、O=eMudhra Technologies Limited、OU=emSign PKI、C=IN
証明書 2
  • 名称: eMudhra Technologies Limited
  • エイリアス名: emsigneccrootcag3
  • 識別名: CN=emSign ECC Root CA - G3、O=eMudhra Technologies Limited、OU=emSign PKI、C=IN
証明書 3
  • 名称: eMudhra Technologies Limited
  • エイリアス名: emsignrootcag2
  • 識別名: CN=emSign Root CA - G2、O=eMudhra Technologies Limited、OU=emSign PKI、C=IN

JDK-8319187 (JDK Bug System) を参照してください。

Telia Root CA v2 証明書の追加

OpenJDK 17.0.10 では、cacerts トラストストアに Telia Root CA v2 証明書が含まれています。

  • 名前: Telia Root CA v2
  • エイリアス名: teliarootcav2
  • 識別名: CN=Telia Root CA v2、O=Telia Finland Oyj、C=FI

JDK-8317373 (JDK Bug System) を参照してください。

改訂日時: 2024-05-04

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