2.4. JMC Agent を使用した事前設定の作成


JMC コンソールで JMC Agent インスタンスを設定できます。

JMC コンソールは、以下の JMC Agent 設定オプションを提供します。以下はその例です。

  • Agent Preset Manager オプションを使用して、カスタマイズされた事前設定を作成します。
  • XML 設定を JMC Agent の事前設定にインポートします。
  • defineEventProbes 関数を使用して、カスタム JFR イベントの XML 記述を追加します。
  • アクティブなカスタム JFR イベントを事前設定として保存し、後でそれらを取得できます。

前提条件

  • JMC コンソールで JMC Agent インスタンスを起動している。

手順

  1. メニューバーから Window をクリックし、JMC Agent Preset Manager メニュー項目をクリックすると、新しい事前設定を作成できます。JMC コンソールで JMC Agent Configuration Preset Manager ウィザードが開きます。
  2. Add ボタンをクリックして、Edit Preset Global Configurations ウィンドウにアクセスします。

    図2.4 Edit Preset Global Configurations ウィンドウ

    jmc edit preset global configurations

    このウィンドウで、事前に設定した名前を入力できます。オプションで、ターゲット JVM に挿入するイベントのクラス接頭辞を入力できます。AllowtoString チェックボックスと Allow Converter チェックボックスも選択できます。

  3. Next ボタンをクリックします。Add or Remove Preset Events ウィンドウが開きます。このウィンドウから、事前設定した新規イベントの追加、編集、削除を行うことができます。

    図2.5 事前設定イベントの追加または削除

    jmc add remove preset events
  4. ウィザードの手順に従い、以下を実行できます。

    1. イベント設定の編集
    2. パラメーターまたは戻り値手順の編集
    3. パラメーターまたは戻り値取得の編集

      ヒント

      各ウィザード手順で利用可能なボタンのいずれかを選択し、AddRemove など、希望の設定を完了できます。任意の段階で Back ボタンをクリックして、直前のウィザードステップを編集できます。

  5. Finish ボタンをクリックして Add または Remove Preset Events ウィンドウに戻ります。
  6. Next をクリックします。Preview Preset Output ウィンドウが開きます。
  7. 生成された XML データを確認してから Finish ボタンをクリックします。

    図2.6 事前設定出力のプレビュー

    jmc preview preset output
  8. JMC コンソールウィンドウの右上にある Load Preset ボタンをクリックし、事前設定を JMC アプリケーションにアップロードします。
  9. JMC Agent Configuration Preset Manager ウィンドウで、OK ボタンをクリックしてターゲット JVM に事前設定を読み込みます。JMC コンソールの Agent Live Present パネルには、アクティブなエージェント設定と、挿入されたイベントが表示されます。以下に例を示します。

    図2.7 Agent Live Present ペインの出力例

    jmc agent live config example

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