2.2. JDK Mission Control (JMC) Agent
JMC Agent を使用して、実行中のアプリケーションに JDK Flight Recorder (JFR) 機能を追加できます。JMC Agent を使用して、実行中の Java 仮想マシン (JVM) にカスタムフライトレコーダーイベントを追加することもできます。
JMC Agent には、以下の機能が含まれます。
- JFR テンプレートを使用している際の生成済みイベントの有効化/無効化に対する高い制御。
-
効率的な
Timestamp
クラス使用時のタイムスタンプキャプチャー。 - フライトレコードィング生成時の低メモリー消費。
Red Hat Enterprise Linux および Microsoft Windows 用の Red Hat build of OpenJDK 17.0.8 インストールファイルには、JMC パッケージに JMC エージェントが含まれません。JMC Agent のサードパーティーバージョンをダウンロードしてインストールしてから、選択したプラットフォームで Red Hat build of OpenJDK の JMC パッケージとの互換性を確認する必要があります。
JMC Agent などのサードパーティーアプリケーションは、Red Hat ではサポートされていません。Red Hat 製品とサードパーティーのアプリケーションを併用するには、ダウンロードしたソフトウェアのセキュリティーおよび信頼性をテストするようにしてください。
JMC Agent のグラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) は、Red Hat Enterprise Linux と Microsoft Windows の両方でも同様に表示されます。ただし、いずれかのプラットフォームに固有の Java の Standard Widget Toolkit (SWT) で導入されたグラフィカル変更を除きます。
JMC Agent をビルドし、JMC Agent JAR ファイルがある場合は、JMC コンソールの JVM Browser パネルで JMC Agent プラグインにアクセスできます。このプラグインを使用すると、JMC Agent の設定や JMC Agent と JFR データの対話方法の管理など、JMC コンソールで JMC Agent 機能を使用できます。