3.2. 実行中の JVM での JDK Flight Recorder の開始


jcmd ユーティリティーを使用して、診断コマンド要求を実行中の JVM に送信できます。jcmd には、startdumpstop などの最も基本的なコマンドとともに、JFR との対話のコマンドが含まれます。

JVM と対話するには、jcmd に JVM のプロセス ID (pid) が必要です。実行中の JVM プロセス ID のリストを表示する jcmd -l コマンドと、プロセスの起動に使用したメインクラスやコマンドライン引数などの情報を表示することで取得できます。

jcmd ユーティリティーは $JAVA_HOME/bin にあります。

手順

  • 以下のコマンドを使用して、フライトレコーディングを開始します。

    $ jcmd <pid> JFR.start <options>

    たとえば、以下のコマンドは demorecording という名前の録画を開始します。これは過去 4 時間のデータを保持し、サイズが 400 MB の録画になります。

    $ jcmd <pid> JFR.start name=demorecording maxage=4h maxsize=400MB

関連情報

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.