第1章 Collector の設定


Red Hat build of OpenTelemetry Operator は、Red Hat build of OpenTelemetry リソースを作成およびデプロイするときに使用されるアーキテクチャーと設定を定義するカスタムリソース定義 (CRD) ファイルを使用します。デフォルト設定をインストールすることも、ファイルを変更することもできます。

1.1. デプロイメントモード

OpenTelemetryCollector カスタムリソースを使用すると、OpenTelemetry Collector の次のいずれかのデプロイメントモードを指定できます。

Deployment
デフォルトです。
StatefulSet
Collector の File Storage Extension または Tail Sampling Processor を使用する場合など、ステートフルワークロードを実行する必要がある場合は、StatefulSet デプロイメントモードを使用します。
DaemonSet
たとえば、Collector の Filelog Receiver を使用してコンテナーログを読み取るなど、すべてのノードからテレメトリーデータをスクレイプする必要がある場合は、DaemonSet デプロイメントモードを使用します。
サイドカー

コンテナー内のログファイルにアクセスする必要がある場合は、Collector をサイドカーとして注入し、Collector の Filelog Receiver と emptyDir などの共有ボリュームを使用します。

アプリケーションがテレメトリーデータを localhost 経由で送信するように設定する必要がある場合は、Collector をサイドカーとして注入し、暗号化かつ認証された接続を介してテレメトリーデータを外部サービスに転送するように Collector をセットアップします。サイドカーとして注入されると、Collector はアプリケーションと同じ Pod で実行されます。

注記

サイドカーデプロイメントモードを選択した場合は、OpenTelemetryCollector カスタムリソース CR で spec.mode: sidecar フィールドを設定することに加えて、Pod アノテーションまたは namespace アノテーションとして sidecar.opentelemetry.io/inject アノテーションも設定する必要があります。このアノテーションを Pod と namespace の両方に設定すると、false または OpenTelemetryCollector CR 名のいずれかに設定されている場合は、Pod アノテーションが優先されます。

Pod アノテーションとして、sidecar.opentelemetry.io/inject アノテーションはいくつかの値をサポートしています。

apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
  ...
  annotations:
    sidecar.opentelemetry.io/inject: "<supported_value>" 
1

...
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1
サポートされる値:
false
Collector を注入しません。アノテーションがない場合、これがデフォルトになります。
true
同じ namespace 内の OpenTelemetryCollector CR の設定を Collector に注入します。
<collector_name>
同じ namespace 内の <collector_name> OpenTelemetryCollector CR の設定を Collector に注入します。
<namespace>/<collector_name>
<namespace> namespace 内の <collector_name> OpenTelemetryCollector CR の設定を Collector に注入します。
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