3.11. Transform Processor


Transform Processor を使用すると、指定したルールに基づいて、OpenTelemetry Transformation Language (OTTL) でテレメトリーデータを変更できます。このプロセッサーは、シグナルタイプごとに、特定の OTTL コンテキストタイプに関連付けられた一連の条件とステートメントを処理し、設定で指定されたとおりに、受信したテレメトリーデータに対して条件とステートメントを順番に実行します。各条件とステートメントで、さまざまな関数を使用してテレメトリーデータにアクセスおよび変更できます。そのため、条件を使用して関数を実行するかどうかを決定できます。

ステートメントは、すべて OTTL で記述します。さまざまなシグナル、トレース、メトリクス、ログに対して複数のコンテキストステートメントを設定できます。context タイプの値で、関連するステートメントを解釈するときにプロセッサーが使用する必要がある OTTL コンテキストを指定します。

重要

Transform Processor はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

設定の概要

# ...
config:
    processors:
      transform:
        error_mode: ignore 
1

        <trace|metric|log>_statements: 
2

          - context: <string> 
3

            conditions:  
4

              - <string>
              - <string>
            statements: 
5

              - <string>
              - <string>
              - <string>
          - context: <string>
            statements:
              - <string>
              - <string>
              - <string>
# ...

1
オプション: 次の表「オプションの error_mode フィールドの値」を参照してください。
2
変換するシグナルを指定します。
3
次の表「context フィールドの値」を参照してください。
4
オプション: 変換を実行するための条件。

Transform Processor を使用する場合の OpenTelemetry Collector カスタムリソースの例

# ...
  config:
    transform:
      error_mode: ignore
      trace_statements: 
1

        - context: resource
          statements:
            - keep_keys(attributes, ["service.name", "service.namespace", "cloud.region", "process.command_line"]) 
2

            - replace_pattern(attributes["process.command_line"], "password\\=[^\\s]*(\\s?)", "password=***") 
3

            - limit(attributes, 100, [])
            - truncate_all(attributes, 4096)
        - context: span 
4

          statements:
            - set(status.code, 1) where attributes["http.path"] == "/health"
            - set(name, attributes["http.route"])
            - replace_match(attributes["http.target"], "/user/*/list/*", "/user/{userId}/list/{listId}")
            - limit(attributes, 100, [])
            - truncate_all(attributes, 4096)
# ...

1
トレースシグナルを変換します。
2
リソースのキーを保持します。
3
属性を置き換え、パスワードフィールド内の文字列をアスタリスクに置き換えます。
4
スパンレベルで変換を実行します。
Expand
表3.3 context フィールドの値
シグナルステートメント有効なコンテキスト

trace_statements

resourcescopespanspanevent

metric_statements

resourcescopemetricdatapoint

log_statements

resourcescopelog

Expand
表3.4 オプションの error_mode フィールドの値
説明

ignore

ステートメントによって返されたエラーを無視してログに記録し、次のステートメントに進みます。

silent

ステートメントによって返されたエラーを無視してログに記録せず、次のステートメントに進みます。

propagate

パイプラインにエラーを返し、ペイロードをドロップします。暗黙のデフォルト設定です。

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