16.2. OptaWeb 配送経路の runLocally.sh スクリプトを対話モードで実行
対話モードを使用して、ダウンロードした OSM ファイルと、各地域に割り当てられた国コードの一覧を表示します。対話モードを使用すると、Web サイトに移動してダウンロード先を選択せずに Geofabrik から追加の OSM ファイルをダウンロードできます。
前提条件
- OptaWeb 配送経路が 15章OptaWeb 配送経路デプロイメントファイルのダウンロードおよびビルド の説明通りに、正常に Maven でビルドされている。
- インターネットを利用できる。
手順
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org.optaweb.optaweb-vehicle-routing-8.29.0.Final-redhat-00009
ディレクトリーに移動します。 以下のコマンドを入力して対話モードでスクリプトを実行します。
./runLocally.sh -i
-
Your choice
のプロンプトで、d
を入力してダウンロードメニューを表示します。以前にダウンロードした地域の一覧と、その後にダウンロード可能な地域の一覧が表示されます。 任意: 以前にダウンロードした地域の一覧から地域を選択します。
- ダウンロードした地域の一覧で地域に関連付けられた番号を入力します。
- Enter キーを押します。
任意: 地域をダウンロードします。
-
ダウンロードする地域に関連付けられている番号を入力します。たとえば、ヨーロッパの地図を選択するには、
5
と入力します。 -
地図をダウンロードするには、
d
と入力して、Enter キーを押します。 地図内の特定の地域をダウンロードするには、
e
と入力して、ダウンロードする地域に関連付けられている番号を入力して、Enter キーを押します。サイズの大きい OSM ファイルの使用欧州の個々の国や、アメリカの州など、小さい地域を使用すると、最適なユーザーエクスペリエンスが得られます。1 GB 以上の OSM ファイルを使用するには、かなりのメモリーサイズを必要とし、初期処理に時間がかかります (最大では数時間)。
アプリケーションは、OSM ファイルのダウンロード後に起動します。
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ダウンロードする地域に関連付けられている番号を入力します。たとえば、ヨーロッパの地図を選択するには、
OptaWeb 配送経路のユーザーインターフェイスを表示するには、Web ブラウザーに以下の URL を入力します。
http://localhost:8080
次のステップ