第12章 Quarkus プロジェクトのデバッグ
Quarkus が開発モードで起動すると、デバッグはデフォルトで有効になります。デバッガーは、JVM を一時停止せずにポート 5005
でリッスンします。
前提条件
- Quarkus Maven プロジェクトがあること。
手順
デバッグを制御するには、以下のいずれかの方法を使用します。
システムプロパティーを使用したデバッガーの制御
以下の
debug
システムプロパティーの値の 1 つを変更します。ここで、PORT
はデバッガーがリッスンするポートです。-
false
: JVM はデバッグモードを無効にして開始します。 -
true
: JVM はデバッグモードで開始され、ポート5005
でリッスンしています。 -
client
: JVM はクライアントモードで起動され、localhost:5005
への接続を試みます。 -
PORT
: JVM はデバッグモードで開始され、PORT
をリッスンしています。
-
suspend
システムプロパティーの値を変更します。このプロパティーは、Quarkus がデバッグモードで開始する際に使用されます。-
y
またはtrue
: デバッグモードの JVM の起動が一時停止します。 -
n
またはfalse
: デバッグモードの JVM は一時停止せずに起動します。
-
コマンドラインからのデバッガーの制御
JVM を使用してデバッグモードで Quarkus アプリケーションを起動するには、以下のコマンドを入力します。
./mvnw compile quarkus:dev -Ddebug
-
localhost:5005
にデバッガーを割り当てます。