多様性を受け入れるオープンソースの強化
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。
Quarkus は、Spring Web のアノテーションを使用してアプリケーションの REST エンドポイントを定義するための互換レイヤーを提供します。この機能は、デフォルトの JAX-RS アノテーションを使用して REST エンドポイントを定義する代わりに、quarkus-spring-web エクステンションによって提供されます。
Quarkus の Spring 互換レイヤーは、アプリケーションの起動時に Spring Application Context を起動したり、Spring が提供するインフラストラクチャークラスを実行したりしません (例: org.springframework.beans.factory.config.BeanPostProcessor)。Quarkus は Spring クラスおよびアノテーションからのメタデータのみを読み取り、Spring 固有のユーザーコードメソッドの戻り値の型とパラメーター型を解析することができます。ただし、Spring Framework の一部である任意のライブラリーを Quarkus アプリケーションに追加する場合、Quarkus ではこのようなライブラリーを使用するように設計されていないため、適切に機能しません。
本書に従い、Spring Web API の Quarkus エクステンションを使用するサンプルを作成するか、完了したサンプルをダウンロードして表示することができます。完了した Quarkus Spring Web のサンプルを表示するには、これを アーカイブ としてダウンロードするか、または Quarkus サンプル Git リポジトリー をクローンします。Spring Web サンプルは、spring-web-quickstart ディレクトリー にあります。