1.5. 設定プロパティーを設定する
デフォルトでは、Quarkus は src/main/resources ディレクトリーにある application.properties ファイルからプロパティーを読み取ります。ビルドプロパティーを変更した場合は、必ずアプリケーションを再パッケージ化してください。
Quarkus はビルド時にほとんどのプロパティーを設定します。エクステンションは、ターゲット環境に固有のデータベース URL、ユーザー名、パスワードなどのプロパティーを、実行時にオーバーライド可能として定義できます。
前提条件
Quarkus Maven プロジェクトがある。
手順
Quarkus プロジェクトをパッケージ化するには、以下のコマンドを入力します。
./mvnw clean package以下のメソッドのいずれかを使用して、設定プロパティーを設定します。
システムプロパティーの設定
以下のコマンドを、
<property_name>は追加する設定プロパティーの名前に、<value>はプロパティーの値に置き換えて入力します。java -D<property_name>=<value> -jar target/myapp-runner.jarたとえば、
quarkus.datasource.passwordプロパティーの値を設定するには、以下のコマンドを入力します。java -Dquarkus.datasource.password=youshallnotpass -jar target/myapp-runner.jar環境変数の設定
以下のコマンドを、
<property_name>は設定する設定プロパティーの名前に、<value>はプロパティーの値に置き換えて入力します。export <property_name>=<value> ; java -jar target/myapp-runner.jar注記環境変数名は、Eclipse MicroProfile の変換ルールに従います。名前を大文字に変換し、英数字以外の文字をすべてアンダースコア (
_) に置き換えます。環境ファイルの使用
現在の作業ディレクトリーに
.envファイルを作成し、<PROPERTY_NAME>はプロパティー名に、<value>はプロパティーの値に置き換えて設定プロパティーを追加します。<PROPERTY_NAME>=<value>注記開発モードでは、このファイルはプロジェクトのルートディレクトリーにあります。バージョン管理でファイルは追跡しないでください。プロジェクトのルートディレクトリーに
.envファイルを作成する場合は、プログラムがプロパティーとして読み取るキーおよび値を定義できます。application.propertiesファイルを使用します。アプリケーションが実行される
$PWD/config/application.propertiesディレクトリーに設定ファイルを配置し、そのファイルで定義されているランタイムプロパティーがデフォルトの設定をオーバーライドできるようにします。注記開発モードで
config/application.properties機能を使用することもできます。config/application.propertiesファイルをtargetディレクトリーに配置します。ビルドツールからのクリーニング操作 (mvn cleanなど) では、configディレクトリーも削除されます。