1.2. 設定クイックスタートプロジェクトを作成する
config-quickstart
プロジェクトを使用すると、Apache Maven と Quarkus Maven プラグインを使用して、シンプルな Quarkus アプリケーションを起動し、実行できます。次の手順では、Quarkus Maven プロジェクトの作成方法を説明します。
前提条件
OpenJDK 17 または 21 をインストールし、
JAVA_HOME
環境変数を設定して Java SDK の場所を指定している。- Red Hat build of OpenJDK をダウンロードするには、Red Hat カスタマーポータルにログインし、ソフトウェアダウンロード に移動します。
Apache Maven 3.8.6 以降がインストールされている。
- Maven は Apache Maven Project の Web サイトからダウンロードできます。
手順
Maven が OpenJDK 17 または 21 を使用していること、および Maven のバージョンが 3.8.6 以降であることを確認します。
mvn --version
mvn
コマンドが OpenJDK 17 または 21 を返さない場合は、システム上で OpenJDK 17 または 21 がインストールされているディレクトリーがPATH
環境変数に含まれていることを確認します。export PATH=$PATH:<path_to_JDK>
プロジェクトを生成するには、以下のコマンドを入力します。
mvn com.redhat.quarkus.platform:quarkus-maven-plugin:3.8.6.SP1-redhat-00002:create \ -DprojectGroupId=org.acme \ -DprojectArtifactId=config-quickstart \ -DplatformGroupId=com.redhat.quarkus.platform \ -DplatformVersion=3.8.6.SP1-redhat-00002 \ -DclassName="org.acme.config.GreetingResource" \ -Dpath="/greeting" cd config-quickstart
検証
前述の mvn
コマンドにより、config-quickstart
ディレクトリーに次の項目が作成されます。
- Maven プロジェクトディレクトリー構造
-
org.acme.config.GreetingResource
リソース -
アプリケーションの起動後に
http://localhost:8080
でアクセス可能なランディングページ - ネイティブモードおよび JVM モードでアプリケーションをテストするための関連するユニットテスト
-
src/main/docker
サブディレクトリー内のDockerfile.jvm
ファイルおよびDockerfile.native
ファイルの例 - アプリケーションの設定ファイル
このチュートリアルで使用する Quarkus Maven プロジェクトを Quarkus Quickstarts アーカイブからダウンロードするか、Quarkus Quickstarts Git リポジトリーのクローンを作成できます。Quarkus config-quickstart
の演習は、config-quickstart
ディレクトリーにあります。