1.5. ネイティブ実行可能ファイルにコンパイルされた Red Hat build of Quarkus アプリケーションをデプロイする


Docker ビルドストラテジーを使用して、ネイティブ Red Hat build of Quarkus アプリケーションを OpenShift Container Platform にデプロイできます。Linux AMD64 オペレーティングシステムをターゲットとするアプリケーションのネイティブ実行可能ファイルを作成する必要があります。ホストオペレーティングシステムがこれと異なる場合は、Docker や Podman などのコンテナーランタイムを使用してネイティブ Linux 実行可能ファイルを作成します。

Quarkus プロジェクトには、事前に生成された Dockerfile と手順が含まれています。カスタム Dockerfile を使用するには、src/main/docker ディレクトリー、またはモジュール内の任意の場所にファイルを追加し、quarkus.openshift.native-dockerfile プロパティーを使用して Dockerfile へのパスを設定します。

前提条件

  • Linux AMD64 システムまたは Open Container Initiative (OCI) と互換性のあるコンテナーランタイム (Podman や Docker など) がある。
  • quarkus-openshift エクステンションが含まれる Quarkus Maven プロジェクトがある。
  • 必要な OpenShift Container Platform プロジェクトに切り替える で説明されているとおり、正しい OpenShift プロジェクト namespace で作業している。

手順

  1. application.properties 設定ファイルで Docker ビルドストラテジーを設定します。

    quarkus.openshift.build-strategy=docker
  2. コンテナーランタイムを設定します。

    quarkus.native.container-build=true
  3. オプション: 環境で必要な場合、application.properties ファイルに次のプロパティーを設定します。

    1. 信頼されていない証明書を使用している場合は、KubernetesClient プロパティーを設定します。

      quarkus.kubernetes-client.trust-certs=true
    2. サービスを公開して OpenShift Container Platform ルートを作成します。

      quarkus.openshift.route.expose=true
    3. カスタム Dockerfile へのパスを設定します。

      quarkus.openshift.native-dockerfile=<path_to_your_dockerfile>

      以下の例は、Dockerfile.custom-native へのパスを示しています。

      quarkus.openshift.jvm-dockerfile=src/main/docker/Dockerfile.custom-native
    4. コンテナーエンジンを指定します。

      • Podman を使用してネイティブ実行可能ファイルをビルドします。

        quarkus.native.container-runtime=podman
      • Docker を使用してネイティブ実行可能ファイルをビルドします。

        quarkus.native.container-runtime=docker
  4. 最後に、ネイティブ実行可能ファイルをビルドしてパッケージ化し、アプリケーションを OpenShift Container Platform にデプロイします。

    ./mvnw clean package -Pnative -Dquarkus.openshift.deploy=true

検証

  1. OpenShift Web コンソールを使用して、イメージストリームとサービスリソースが作成され、Quarkus アプリケーションがデプロイされていることを確認します。もしくは、次の OpenShift Container Platform コマンドラインインターフェイス (CLI) コマンドを実行できます。

    oc get is 
    1
    
    oc get pods 
    2
    
    oc get svc 
    3
    1
    作成されたイメージストリームをリストします。
    2
    現在の OpenShift プロジェクトに関連付けられている Pod のリストを表示します。
    3
    Kubernetes サービスのリストを取得します。
  1. 以下のコマンドを入力して、アプリケーションの Pod のログ出力を取得します。この場合の <pod_name> は、使用しているアプリケーションの名前が接頭辞として追加された最新の Pod の名前になります。

    oc logs -f <pod_name>
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