8.7. Keycloak サーバーの起動と設定
アプリケーションを開発モードまたはテストモードで実行するときは、Keycloak サーバーを起動しないでください。Dev Services for Keycloak
がコンテナーを起動します。詳細は、開発モードでのアプリケーションの実行 セクションを参照してください。レルム設定ファイル を target/classes
ディレクトリーのクラスパスに配置するようにしてください。この配置により、ファイルが開発モードで自動的にインポートされるようになります。ただし、すでに 完全なソリューション をビルドしている場合は、ビルドプロセスによってすでに実行されているため、レルムファイルをクラスパスに追加する必要はありません。
Docker を使用して次のコマンドを実行するだけで、Keycloak サーバーを起動できます。
docker run --name keycloak -e KEYCLOAK_ADMIN=admin -e KEYCLOAK_ADMIN_PASSWORD=admin -p 8180:8080 quay.io/keycloak/keycloak:{keycloak.version} start-dev
{keycloak.version}
を 24.0.0
以降に設定します。
Keycloak サーバーには localhost:8180 からアクセスできます。
Keycloak 管理コンソールにアクセスするには、admin
ユーザーとしてログインします。パスワードは admin
です。
新しいレルムを作成するには、レルム設定ファイル をインポートします。詳細は、新しいレルムを作成する 方法に関する Keycloak のドキュメントを参照してください。
この quarkus
レルムファイルは、frontend
クライアントと、alice
および admin
ユーザーを追加します。alice
には user
ロールがあります。admin
にはuser
と admin
の両方のロールがあります。