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4.12. アプリケーションの有効化

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RHCS 3 以降のリリースでは、未承認タイプのクライアントがプールにデータを書き込むことを防ぐために、プールに対する保護を強化します。つまり、システム管理者は、プールが Ceph Block Device、Ceph Object Gateway、Ceph Filesystem、またはカスタムアプリケーションから I/O 操作を受信するように指定する必要があります。

クライアントアプリケーションがプールで I/O 操作を実行できるようにするには、以下を実行します。

[root@host ~]# ceph osd pool application enable <poolname> <app> {--yes-i-really-mean-it}

<app> は次のとおりです。

  • Ceph Filesystem 用の cephfs
  • Ceph ブロックデバイス用の rbd
  • Ceph Object Gateway 用の rgw
注記

カスタムアプリケーションに別の <app> 値を指定します。

重要

有効ではないプールは、HEALTH_WARN ステータスを生成します。このシナリオでは、ceph health detail -f json-pretty の出力により、以下が出力されます。

{
    "checks": {
        "POOL_APP_NOT_ENABLED": {
            "severity": "HEALTH_WARN",
            "summary": {
                "message": "application not enabled on 1 pool(s)"
            },
            "detail": [
                {
                    "message": "application not enabled on pool '<pool-name>'"
                },
                {
                    "message": "use 'ceph osd pool application enable <pool-name> <app-name>', where <app-name> is 'cephfs', 'rbd', 'rgw', or freeform for custom applications."
                }
            ]
        }
    },
    "status": "HEALTH_WARN",
    "overall_status": "HEALTH_WARN",
    "detail": [
        "'ceph health' JSON format has changed in luminous. If you see this your monitoring system is scraping the wrong fields. Disable this with 'mon health preluminous compat warning = false'"
    ]
}
注記
rbd pool init <pool-name> を使用して、Ceph ブロックデバイスのプールを初期化します。
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