5.5. ISA イレイジャーコードプラグイン
isa プラグインは ISA ライブラリーをカプセル化します。Intel プロセッサーでのみ実行されます。
isa プラグインを使用して新しいイレイジャーコードプロファイルを作成するには、以下のコマンドを実行します。
ceph osd erasure-code-profile set <name> \ plugin=isa \ technique=<reed_sol_van|cauchy> \ [k=<data-chunks>] \ [m=<coding-chunks>] \ [crush-root=<root>] \ [crush-failure-domain=<bucket-type>] \ [directory=<directory>] \ [--force]
詳細は以下のようになります。
- テクニック
- 説明
- ISA プラグインは、Reed Solomon フォームの 2 つとなります。reed_sol_van を設定すると、Vandermonde になります。cauchy を設定すると、Cauchy になります。
- タイプ
- 文字列
- 必須
- No
- 有効の設定
-
reed_sol_van
cauchy
- デフォルト
-
reed_sol_van
- k
- 説明
- 各オブジェクトは data-chunks の部分で分割され、それぞれが異なる OSD に保管されます。
- タイプ
- 整数
- 必須
- いいえ
- デフォルト
-
7
- m
- 説明
- 各オブジェクトの コーディングチャンク を計算し、それらを異なる OSD に保存します。コーディングのチャンクの数は、データが失われることなくダウンできる OSD 数でもあります。
- タイプ
- 整数
- 必須
- いいえ
- デフォルト
-
3
- crush-root
- 説明
- ルールの最初のステップに使用される crush バケットの名前。たとえば、step take default となります。
- タイプ
- 文字列
- 必須
- いいえ
- デフォルト
- default
- crush-failure-domain
- 説明
- 同じ障害ドメインを持つバケットに 2 つのチャンクがないことを確認します。たとえば、障害ドメインが ホスト の場合、2 つのチャンクは同じホストに保存されません。これは、step chooseleaf host などのルールステップを作成するのに使用します。
- タイプ
- 文字列
- 必須
- いいえ
- デフォルト
-
host
- directory
- 説明
- イレイジャーコードプラグインが読み込まれた ディレクトリー 名を設定します。
- タイプ
- 文字列
- 必須
- いいえ
- デフォルト
-
/usr/lib/ceph/erasure-code
- --force
- 説明
- 同じ名前で既存のプロファイルを上書きします。
- タイプ
- 文字列
- 必須
- No