2.8.3. CRUSH のチューニング (難しい方法)
すべてのクライアントが最新のコードを実行していることを確認できる場合は、CRUSH マップを抽出して値を変更し、これをクラスターへ再ミラーリングすることで、調整可能パラメーターを調整できます。
最新の CRUSH マップを抽出します。
ceph osd getcrushmap -o /tmp/crush
調整可能パラメーターの調整を行います。これらの値は、テストした大規模なクラスターと小規模なクラスターの両方に最適な動作を提供するように見えます。このコマンドが機能するには、
crushtool
に--enable-unsafe-tunables
引数も指定する必要があります。このオプションは細心の注意:crushtool -i /tmp/crush --set-choose-local-tries 0 --set-choose-local-fallback-tries 0 --set-choose-total-tries 50 -o /tmp/crush.new
変更したマップの再インジェクト:
ceph osd setcrushmap -i /tmp/crush.new