5.3. Object Gateway のインストール
Ceph Object Gateway のインストール方法の詳細は、Red Hat Ceph Storage Installation Guide を参照してください。
すべての Ceph Object Gateway ノードは、Red Hat Ceph Storage のインストール要件セクションにリストされているタスクに従う必要があります。
Ansible は、Ceph Storage Cluster で使用する Ceph Object Gateway をインストールおよび設定することができます。マルチサイトおよびマルチサイトグループのデプロイメントの場合、ゾーンごとに Ansible 設定が必要です。
Ansible で Ceph Object Gateway をインストールする場合、Ansible Playbook が初期設定を処理します。Ansible を使用して Ceph Object Gateway をインストールするには、ホストを /etc/ansible/hosts
ファイルに追加します。[rgws]
セクションの下に Ceph Object Gateway ホストを追加して、Ansible に対するそのロールを識別します。ホストに連続する命名がある場合は、以下のように範囲を使用します。以下に例を示します。
[rgws] <rgw-host-name-1> <rgw-host-name-2> <rgw-host-name[3..10]>
ホストを追加したら、Ansible Playbook を再実行できます。
Ansible は、ゲートウェイが実行していることを確認するため、デフォルトのゾーンとプールは手動で削除する必要がある場合があります。本ガイドでは、これらの手順を説明します。
非同期更新で既存のマルチサイトクラスターを更新する場合は、更新のインストール指示に従います。次に、ゲートウェイインスタンスを再起動します。
規定されているインスタンスの再起動の順番はありません。Red Hat は、最初にマスターゾーングループおよびマスターゾーンを再起動し、次にセカンダリーゾーングループとセカンダリーゾーンを再起動することを推奨しています。