第6章 クラスターの拡張
初期クラスターが実行し、active+clean
の状態になったら、追加の OSD ノードおよび Ceph Object Gateway ノードをクラスターに追加します。各ノードへの「カーネルのチューニング」に記載の手順を適用します。ノードの追加に関する詳細は、『Red Hat Ceph Storage 4 管理ガイド』の「OSD ノードの追加および削除」セクションを参照してください。
クラスターに追加された各 OSD ノードについて、クライアントデータを格納するノードの各ドライブごとに OSD をクラスターに追加します。詳細は、『Red Hat Ceph Storage 4 管理ガイド』の「OSD の追加」セクションを参照してください。Ansible を使用して OSD ノードを追加する場合は、「Ansible グループの設定」を参照し、クラスターが複数のユースケースをサポートする場合は OSD ノードを適切なグループに追加します。
各 Ceph Object Gateway ノードに、ゲートウェイインスタンスをインストールします。詳細は、『Red Hat Ceph Storage 4 インストールガイド』の「Ceph Object Gateway のインストール」セクションを参照してください。
クラスターが active+clean
状態に戻ると、オーバーライド を削除して「ストレージストラテジーの開発」に進みます。
「ノードの追加」の手順 3 および「コマンドラインインターフェースを使用した OSD の追加」の手順 10 は、「CRUSH 階層の開発」から始まるトピックで再考します。