4.2. LDAP トークンのエクスポート


LDAP で Ceph Object Gateway を実行する場合は、アクセストークンのみが必要です。ただし、アクセストークンは、アクセスキーとシークレットから作成されます。アクセスキーとシークレットキーを LDAP トークンとしてエクスポートします。

  1. アクセスキーをエクスポートします。

    # export RGW_ACCESS_KEY_ID="<username>"
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  2. シークレットをエクスポートします。

    # export RGW_SECRET_ACCESS_KEY="<password>"
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  3. トークンをエクスポートします。LDAP の場合は、トークンタイプ (ttype) に ldap を使用します。

    # radosgw-token --encode --ttype=ldap
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    Active Directory の場合は、トークンタイプとして ad を使用します。

    # radosgw-token --encode --ttype=ad
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    結果として、アクセストークンである base-64 でエンコードされた文字列になります。このアクセストークンを、アクセスキーの代わりに S3 クライアントに提供します。シークレットは不要になりました。

  4. (任意) S3 クライアントが環境変数を使用している場合は、利便性を高めるために base-64 でエンコードされた文字列を環境変数 RGW_ACCESS_KEY_ID にエクスポートします。

    # export RGW_ACCESS_KEY_ID="ewogICAgIlJHV19UT0tFTiI6IHsKICAgICAgICAidmVyc2lvbiI6IDEsCiAgICAgICAgInR5cGUiOiAibGRhcCIsCiAgICAgICAgImlkIjogImNlcGgiLAogICAgICAgICJrZXkiOiAiODAwI0dvcmlsbGEiCiAgICB9Cn0K"
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