3.2. ノードの追加または削除前の考慮事項


Ceph の未処理の機能の 1 つは、ランタイム時に Ceph OSD ノードを追加または削除できる機能です。つまり、ストレージクラスターの容量のサイズを変更したり、ストレージクラスターを縮小せずにハードウェアを置き換えることができることを意味します。

ストレージクラスターの状態が劣化 (degraded) している間に Ceph クライアントを提供する機能にも運用上の利点があります。たとえば、残業や週末ではなく、通常の営業時間内にハードウェアを追加、削除、または交換できます。ただし、Ceph OSD ノードの追加および削除により、パフォーマンスに大きな影響を与える可能性があります。

Ceph OSD ノードを追加または削除する前に、ストレージクラスターのパフォーマンスへの影響を考慮してください。

  • ストレージクラスターの容量を拡張または縮小するか、Ceph OSD ノードを追加または削除することで、ストレージクラスターのリバランスとしてバックフィルを予測します。このリバランス期間中に、Ceph は追加のリソースを使用します。これにより、ストレージクラスターのパフォーマンスに影響する可能性があります。
  • 実稼働用 Ceph Storage クラスターでは、Ceph OSD ノードに特定のタイプのストレージストラテジーを容易にする特定のハードウェア設定があります。
  • Ceph OSD ノードは CRUSH 階層の一部であるため、ノードの追加または削除のパフォーマンスへの影響は通常 CRUSH ルールセットを使用するプールのパフォーマンスに影響します。
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