6.9. ダッシュボードでの Ceph クラスターのログのフィルタリング
いくつかの条件をもとに、ダッシュボードで Red Hat Ceph Storage クラスターのログを表示およびフィルタリングできます。条件には、優先度、キーワード、日付、および 時間範囲 が含まれます。
ログをシステムにダウンロードするか、ログをクリップボードにコピーして、さらに分析することができます。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- Dashboard がインストールされている。
- Ceph Monitor が最後に起動されてからログエントリーが生成されている。
注記
Dashboard ロギング機能は最新の高レベルイベントのみを表示します。イベントは Ceph Monitor によってメモリーに格納されます。Monitor を再起動すると、エントリーが消えます。詳細なログまたは古いログを確認する必要がある場合は、ファイルベースのログを参照してください。
手順
- ダッシュボードにログインします。
Cluster ドロップダウンメニューから、Logs を選択します。
図6.8 クラスターログ
-
優先度で絞り込むには、
Priority
ドロップダウンメニューをクリックし、Debug、Info、Warning、Error または All のいずれかを選択します。 -
キーワードで絞り込むには、
Keyword
フィールドにテキストを入力します。 -
日付で絞り込むには、
Date
フィールドをクリックし、メニューから日付を選択するか、YYYY-MM-DD の形式で日付を入力します。 -
時間で絞り込むには、HH:MM - HH:MM 形式を使用して
Time range
フィールドに範囲を入力します。時間は、数字0
から23
に入力する必要があります。 - フィルターを組み合わせるには、2 つ以上のフィルターを設定します。
-
優先度で絞り込むには、
- Download アイコンまたは Copy to Clipboard アイコンをクリックして、ログをダウンロードします。
関連情報
- 詳細については、Red Hat Ceph Storage トラブルシューティングガイドの ロギングの設定 の章を参照してください。
- 詳細については、Red Hat Ceph Storage トラブルシューティングガイドの Ceph ログについて のセクションを参照してください。