3.7. Ceph Monitor の最小設定


Ceph 設定ファイルの Ceph Monitor の最低限のモニター設定には、各モニターのホスト名 (DNS に設定されていない場合) とモニターアドレスが含まれます。Ceph Monitor はデフォルトで port 6789 および 3300 で実行されます。

重要

Ceph 設定ファイルは編集しないでください。

注記

このモニターの最小設定は、デプロイメントツールが fsidmon. キーを生成することを前提としています。

以下のコマンドを使用して、ストレージクラスターの設定オプションを設定するか、読み取ることができます。

  • Ceph config dump: ストレージクラスター全体の設定データベース全体をダンプします。
  • ceph config generate-minimal-conf: 最小限の ceph.conf ファイルを生成します。
  • ceph config get WHO: Ceph Monitor の設定データベースに保管されている特定のデーモンまたはクライアントの設定をダンプします。
  • ceph config set WHO OPTION VALUE: Ceph Monitor の設定データベースの設定オプションを設定します。
  • ceph config show WHO: 実行中のデーモンについて、報告された実行中の設定を表示します。
  • ceph config assimilate-conf -i INPUT_FILE -o OUTPUT_FILE: 入力ファイルから設定ファイルを取得し、有効なオプションをすべて Ceph Monitor の設定データベースに移動します。

ここで、WHO パラメーターはセクションまたは Ceph デーモンの名前、OPTION は設定ファイルで、VALUEtrue または false のいずれかになります。

重要

Ceph デーモンが設定ストアからオプションを取得する前に設定オプションが必要な場合は、以下のコマンドを実行して設定を行うことができます。

ceph cephadm set-extra-ceph-conf

このコマンドにより、すべてのデーモンの ceph.conf ファイルにテキストが追加されます。これは回避策であり、推奨される操作ではありません。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.