3.4. Red Hat Ceph Storage ノードの CDN への登録およびサブスクリプションの割り当て
Red Hat Enterprise Linux 8.x を使用する場合、管理ノードは Red Hat Ceph Storage でサポートされている Red Hat Enterprise Linux 9.x バージョンを実行している必要があります。
完全な互換性情報は、互換性ガイド を参照してください。
前提条件
- アクティブなインターネット接続のある稼働中の仮想マシン (VM) またはベアメタルサーバー 1 つ以上。
-
Ansible-core
が AppStream にバンドルされている Red Hat Enterprise Linux 9.0 以降。 - 適切なエンタイトルメントを持つ有効な Red Hat サブスクリプション。
- 全ノードへの root レベルのアクセス。
手順
ノードを登録します。プロンプトが表示されたら、適切な Red Hat カスタマーポータルの認証情報を入力します。
構文
subscription-manager register
CDN から最新のサブスクリプションデータをプルします。
構文
subscription-manager refresh
Red Hat Ceph Storage で利用可能なサブスクリプションのリストを表示します。
構文
subscription-manager list --available --matches 'Red Hat Ceph Storage'
- 適切なサブスクリプションを特定し、プール ID を取得します。
ソフトウェアエンタイトルメントにアクセスするには、プール ID をアタッチします。直前の手順で特定したプール ID を使用します。
構文
subscription-manager attach --pool=POOL_ID
デフォルトのソフトウェアリポジトリーを無効にしてから、該当するバージョンの Red Hat Enterprise Linux でサーバーおよび extras リポジトリーを有効にします。
Red Hat Enterprise Linux 9
subscription-manager repos --disable=* subscription-manager repos --enable=rhel-9-for-x86_64-baseos-rpms subscription-manager repos --enable=rhel-9-for-x86_64-appstream-rpms
システムを更新して、Red Hat Enterprise Linux の最新パッケージを受け取ります。
構文
# dnf update
- Red Hat Ceph Storage 6 コンテンツをサブスクライブします。How to Register Ceph with Red Hat Satellite 6 の手順に従います。
ceph-tools
リポジトリーを有効にします。Red Hat Enterprise Linux 9
subscription-manager repos --enable=rhceph-6-tools-for-rhel-9-x86_64-rpms
- クラスターに追加するすべてのノードで上記の手順を繰り返します。
cephadm-ansible
をインストールします。構文
dnf install cephadm-ansible