6.14. Ceph Orchestrator を使用した OSD の削除停止
削除用にキューに置かれた OSD のみの削除を停止することができます。これにより、OSD の初期状態がリセットされ、削除キューから削除されます。
OSD の削除処理中である場合は、プロセスを停止することはできません。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- ホストがクラスターに追加されている。
- Monitor、Manager デーモン、および OSD デーモンがクラスターにデプロイされている。
- 開始した OSD プロセスを削除する。
手順
Cephadm シェルにログインします。
例
[root@host01 ~]# cephadm shell
削除するために開始された OSD のデバイスとノードを確認します。
例
[ceph: root@host01 /]# ceph osd tree
キューに置かれた OSD の削除を停止します。
構文
ceph orch osd rm stop OSD_ID
例
[ceph: root@host01 /]# ceph orch osd rm stop 0
OSD の削除のステータスを確認します。
例
[ceph: root@host01 /]# ceph orch osd rm status
検証
Ceph OSD を削除するためにキューに入れられたデバイスおよびノードの詳細を確認します。
例
[ceph: root@host01 /]# ceph osd tree
関連情報
- 詳細は、Red Hat Ceph Storage Operations Guide の Removing the OSD daemons using the Ceph Orchestrator セクションを参照してください。