11.9. ダッシュボードでの S3 バケットのライフサイクルポリシーの管理


ストレージ管理者は、Red Hat Ceph Storage Dashboard を使用して、ダッシュボード上で S3 バケットのライフサイクルポリシーを表示および管理できます。

前提条件

  • 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
  • 少なくとも 1 つの Ceph Object Gateway ユーザーが作成されている。
  • Ceph Object Gateway のログイン認証情報がダッシュボードに追加されている。
  • 少なくとも 1 つの Ceph Object Gateway バケット。バケットの作成の詳細は、ダッシュボードで Ceph Object Gateway バケットを作成する を参照してください。

11.9.1. ダッシュボードでの S3 バケットのライフサイクルポリシーの適用と表示

Red Hat Ceph Storage Dashboard で S3 バケットのライフサイクルポリシーを適用および管理できます。

手順

バケットの作成中はバケットライフサイクルポリシーを適用できません。バケットが作成された後にのみ適用できます。

  1. ダッシュボードから、Object Buckets に移動します。
  2. ライフサイクルポリシーを適用するバケットを選択し、Edit をクリックします。
  3. Edit Bucket フォームで、Policies に移動し、JSON 形式の Lifecycle フィールドでライフサイクルルールを適用します。
  4. バケットライフサイクルポリシーを保存するには、Edit Bucket をクリックします。

    図11.11 バケットのライフサイクルポリシーの適用

    Ceph Object Gateway への LC ルールの適用
  5. バケットライフサイクルポリシーが適用されると、関連するバケットエントリーを展開することで、バケットリスト画面でポリシーを表示できます。

    図11.12 バケットのライフサイクルポリシーの表示

    Ceph Object Gateway ビューの LC ルール

11.9.2. ダッシュボードでの S3 バケットのライフサイクルポリシーの削除

Red Hat Ceph Storage Dashboard で S3 バケットのライフサイクルポリシーを削除できます。

手順

  1. ダッシュボードから、Object Buckets に移動します。
  2. バケットライフサイクルポリシーを削除する必要のあるバケットを選択し、Edit をクリックします。
  3. Edit Bucket フォームで、Policies に移動します。
  4. Clear をクリックします。
  5. バケットライフサイクルポリシーの削除を完了するには、Edit Bucket をクリックします。
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