10.5. KRA サブシステムのクローン作成
- master サブシステムを設定し、キーをバックアップします。
pkispawn
ユーティリティーを使用して、クローンサブシステムインスタンスを作成します。KRA サブシステムのクローン時にpkispawn
で必要な設定ファイルの例は、pkispawn(8) の man ページのInstalling a KRA or TPS clone
セクションを参照してください。- クローンが使用する Directory Server インスタンスを再起動します。
# systemctl dirsrv@instance_name.service
注記Directory Server を再起動すると、更新されたスキーマが再読み込みされます。これは、パフォーマンスを適切に行うために必要です。 - クローンインスタンスを再起動します。
# systemctl restart pki-tomcatd@instance_name.service
クローンの設定後に、テストを実行して、マスターとクローンの関係が機能していることを確認します。
- KRA エージェントのページに移動します。
- List Requests をクリックします。
- リクエストタイプおよびステータスの Show all requests の表示を選択します。
- クローン作成された KRA とマスター KRA の結果を比較します。結果は同一であることが見なされます。