第20章 パッケージと設定ファイルのアップグレード
サブシステムデータベースをアップグレードする前に、最新の更新プログラムをインストールします。
# yum update
このコマンドは、サーバー上のすべてのパッケージを更新します。Directory Server が別のホストにインストールされている場合は、そのホストのパッケージも更新します。
更新時に、
/etc/pki/instance_name/subsystem/CS.cfg
や /etc/pki/instance_name/server.xml
などの証明書システムの設定ファイルが新規バージョンに自動的に変更されます。
Certificate System のアップグレード時に生成されるログファイルは以下の通りです。
/var/log/pki/pki-server-upgrade-version.log
/var/log/pki/pki-upgrade-version.log
ログファイル名のバージョン番号は、Certificate System のバージョンではなく、pki* パッケージのバージョンを表します。
Directory Server の更新に関する詳細は、以下を参照してください。
- Directory Server の注目すべき変更点、バグ修正、既知の問題点については Red Hat Directory Server リリースノート