1.2. CodeReady Studio での Red Hat Container Development Kit ツールの使用
Red Hat Container Development Kit (CDK) は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) をベースとした事前にビルドされたコンテナー開発環境です。CDK は、コンテナーベースのアプリケーションをすぐに開発できるようにします。
1.2.1. Container Development Kit のインストール
CodeReady Studio 内から CDK をインストールする方法を説明します。
前提条件
ハイパーバイザーがシステムにインストールされ、設定されていることを確認します。
- VirtualBox、Linux KVM/libvirt (Linux)
- xhyve (macOS)
- Hyper-V (Windows)
システムでハードウェアの仮想化が有効になっていることを確認します。
詳細は、『Setting Up the Virtualization Environment 』を参照してください。
Red Hat Developer アカウントがあることを確認してください。
新規アカウントを作成するには、developers.redhat.com にアクセスします。
CDK の詳細は、『Red Hat Container Development Kit Getting Started Guide』を参照してください。
手順
- CodeReady Studio を起動します。
とクリックします。 Show View ウインドウが表示されます。
- 検索フィールドに Server と入力します。
- Servers を選択します。
Servers ビューが表示されます。
Servers ビューの任意の場所をクリックします。
とクリックします。 Define a New Server ウィンドウが表示されます。
- Red Hat Container Development Kit 3.2+ を選択します。
Red Hat Container Development Environment ウインドウが表示されます。
Download and install runtime をクリックします。
Download Runtimes ウィンドウが表示されます。
- Red Hat CDK バージョンを選択します。
- をクリックします。
- access.redhat.com のログインクレデンシャルが正しいことを確認します。
- をクリックします。
- ライセンス契約書を読み、承諾してから をクリックします。
インストールフォルダーを選択し、
をクリックします。ランタイムのダウンロードおよびインストールが完了するまで時間がかかることがあるため注意してください。
新たに作成された Container Development Environment 3.2+ サーバーが Servers ビューに表示されます。
を右クリックします。 注記サーバーアダプターを起動する前に CDK を設定しなかった場合は、CDK has not been properly initialized! という警告が表示されます。
画面の指示に従って CDK を初期化します。