第1章 CodeReady Studio でコンテナーおよびクラウドを使用した開発
1.1. CodeReady Studio での Red Hat CodeReady Containers ツールの使用
Red Hat CodeReady Containers (CRC) は、ローカルシステムに最小限の OpenShift 4 クラスターを提供します。このクラスターは、開発およびテストを目的とする最低限の環境を提供します。これは主に開発者のデスクトップでの実行を目的としています。ヘッドレス、複数開発者、またはチームベースのセットアップなどの他のユースケースでは、完全な OpenShift インストーラー を使用することが推奨されます。
OpenShift の詳細は、OpenShift のドキュメント を参照してください。
1.1.1. Red Hat CodeReady コンテナーのダウンロードおよびインストール
CodeReady Studio で CodeReady コンテナーを設定する方法を説明します。
前提条件
- 最新リリースの CodeReady Containers とプルシークレットをダウンロード しておく必要があります。
CRC ファイルの展開。
CRC のインストールおよび設定方法の詳細は、Getting started with CodeReady Containers Guide の Installation の章を参照してください。
手順
- CodeReady Studio を起動します。
とクリックします。 Show View ウインドウが表示されます。
- 検索フィールドに Server と入力します。
- Servers を選択します。
Servers ビューが表示されます。
Servers ビューの任意の場所をクリックします。
とクリックします。 Define a New Server ウィンドウが表示されます。
- CodeReady Containers 1.0+ を選択します。
CodeReady Containers ウインドウが表示されます。
- CRC binary を見つけます。 をクリックして
- CRC Pull Secret File を見つけます。 をクリックして
- をクリックします。
新たに追加された CodeReady Containers 1.0+ サーバーアダプターが Servers ビューに表示されます。
サーバーアダプターを起動する前に CRC を設定しなかった場合は、CRC has not been properly initialized! の警告が表示されます。
画面の指示に従って CRC を初期化します。
この手順では、開発を支援するためにオプションの匿名の使用状況データを収集するよう求められます。個人的識別可能な情報が収集されません。後で設定を変更する方法については、Red Hat CodeReady Containers - テレメトリーデータ収集の継続 にアクセスしてください。
1.1.2. OpenShift Container Platform ツールの使用
CodeReady Studio で OpenShift コンテナーを使用する方法を説明します。
前提条件
CRC サーバーアダプターが設定済みである。
詳細は、CRC のダウンロードおよびインストール を参照してください。
手順
- CodeReady Studio を起動します。
CRC サーバーアダプターを起動します。
とクリックします。 Show View ウインドウが表示されます。
- 検索フィールドに OpenShift と入力します。
- OpenShift Explorer を選択します。
OpenShift Explorer ビューが表示されます。
新しい OpenShift 接続をセットアップする方法は、新規 OpenShift Container Platform コネクションの作成 を参照してください。
Ctrl+N キーを押します。
Select a wizard ウインドウが表示されます。
- 検索フィールドに OpenShift と入力します。
- OpenShift Application を選択します。
Sign in to OpenShift ウィンドウが表示されます。
クレデンシャルを入力し、
をクリックします。Create OpenShift Project ウインドウが表示されます。
- プロジェクトに名前を付けます。
Select template ウインドウが表示されます。
- テンプレートを選択します。
Template Parameters ウインドウが表示されます。
- テンプレートパラメーターが正しいことを確認します。
Create Application Summary ウィンドウが表示されます。
- アプリケーションの詳細が正しいことを確認します。
Import OpenShift Application ウインドウが表示されます。
- git リポジトリーのクローンの場所を選択します。
- をクリックします。
新しく作成した OpenShift プロジェクトとアプリケーションが OpenShift Explorer ビューに表示されます。
関連情報
- OpenShift Container Platform プロジェクトおよびアプリケーションで追加のタスクを実行する方法の詳細は、CodeReady Studio で OpenShift を使用したクラウド向けの開発 を参照してください。