27.2. データセンター間レプリケーションの操作
Red Hat JBoss Data Grid のデータセンター間レプリケーションの操作は、以下のような例を使用して説明できます。
図27.1 データセンター間レプリケーションの例
この例では、
LON、NYC および SFO の 3 つのサイトが設定されます。それぞれのサイトは、3 つから 4 つの物理ノードから構成される実行中の JBoss Data Grid クラスターをホストします。
Users キャッシュは、3 つのすべてのサイトでアクティブです。LON サイトでの Users キャッシュへの変更は、他の 2 つのサイトでレプリケートされます。ただし、Orders キャッシュは、他のサイトにレプリケートされないので LON サイトのローカルでのみ利用可能です。
Users キャッシュは各サイトで異なるレプリケーションメカニズムを使用できます。たとえば、データのバックアップを SFO に同期的に、NYC と LON に非同期的に行います。
さらに
Users キャッシュにはあるサイトから別のサイトへとそれぞれ異なる設定を持たせることもできます。たとえば、これを LON サイトで numOwners を 2 に設定した分散キャッシュとして、NYC サイトではレプリケートされたキャッシュとして、さらに SFO サイトでは numOwners を 1 に設定した分散キャッシュとして設定することができます。
JGroups はサイト間通信と共に各サイト内の通信のために使用されます。とくに、
RELAY2 という JGroups プロトコルは、サイト間の通信を容易にします。さらに詳しくは、「RELAY2 について」を参照してください。