24.3. JGroups の設定 (ライブラリーモード)
Red Hat JBoss Data Grid がクラスターモードで動作するには、適切な JGroups 設定が必要になります。
プログラムを用いて JGroups を設定するには、次を使用します。
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XML を使用して JGroups を設定するには、次を使用します。
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プログラムによる設定か、または XML 設定のいずれの場合でも、JBoss Data Grid はクラスパスに見つからない場合は絶対パス名を検索する前にクラスパスの
jgroups.xml を検索します。
24.3.1. JGroups トランスポートプロトコル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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トランスポートプロトコルは、プロトコルスタックの底辺にあるプロトコルです。トランスポートプロトコルは、ネットワークとのメッセージの送受信を行います。
Red Hat JBoss Data Grid には、UDP と TCP トランスポートプロトコルの両方が同梱されています。
24.3.1.1. UDP トランスポートプロトコル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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UDP は、以下を使用するトランスポートプロトコルです。
- クラスターのすべてのメンバーにメッセージを送信する IP マルチキャスト。
- 単一メンバーに送信されるユニキャストメッセージの UDP データグラム。
UDP トランスポートが開始すると、トランスポートはユニキャストソケットとマルチキャストソケットを開きます。ユニキャストソケットは、ユニキャストメッセージの送受信に使用され、マルチキャストソケットは、マルチキャストソケットの送受信を行います。チャネルの物理アドレスは、ユニキャストソケットのアドレスおよびポート番号と同じです。
24.3.1.2. TCP トランスポートプロトコル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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TCP/IP は、IP マルチキャストが使用できなくなる状況で使用できる UDP の代替トランスポートです。このような状況には、ルーターが IP マルチキャストパケットを破棄する可能性のある WAN 上の操作が実行される場合などが含まれます。
TCP は、ユニキャストおよびマルチキャストメッセージを送信するために使用されるトランスポートプロトコルです。
- マルチキャストメッセージを送信する場合に、TCP は複数のユニキャストメッセージを送信します。
- TCP を使用する場合に、すべてのクラスターメンバーに対するそれぞれのメッセージが複数のユニキャストメッセージとして送信されるか、または各メンバーに対して 1 つのメッセージが送信されます。
IP マルチキャストは初期メンバーを検出するために使用することができないため、初期メンバーを見つけるには別のメカニズムを使用する必要があります。
Red Hat JBoss Data Grid の Hot Rod はカスタム TCP クライアント/サーバープロトコルです。
24.3.1.3. TCPPing プロトコルの使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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一部のネットワークでは、TCP のみが使用できます。事前に設定された
jgroups-tcp.xml には、検出に UDP マルチキャストを使用する MPING プロトコルが含まれます。UDP マルチキャストが使用できない場合、MPING プロトコルは異なるメカニズムによって置き換えられる必要があります。推奨される代替案は、TCPPING プロトコルの使用です。TCPPING 設定には、ノード検出のために接続される IP アドレスの静的なリストが含まれます。
以下は、
TCPPING を使用するように JGroups サブシステムを設定する方法の例です。