20.8. ライブラリーモードを使用した JBoss Enterprise Application Platform 6 アプリケーションのモニタリング
20.8.1. 前提条件
以下は、「スタンドアロンモードでデプロイされたアプリケーションの監視」 と 「ドメインモードでデプロイされたアプリケーションの監視」 の両方についての共通要件の一覧です。
- JBoss Operations Network (JON) 3.1.x 以上の正しく設定されたインスタンス。
- アプリケーションが実行されるサーバー上での JBoss Operations Network (JON) エージェントの実行中のインスタンスです。さらに詳しくは、「JBoss Operations Network エージェント」を参照してください。
- 完全な JDK を含む RHQ エージェントの操作インスタンス。エージェントには、とくに JDK からの
tools.jar
ファイルへのアクセスがあることを確認します。JBoss Operations Network (JON) エージェントの環境ファイル (bin/
rhq-env.sh
) で、RHQ_AGENT_JAVA_HOME
プロパティーの値を完全な JDK に設定します。 - RHQ エージェントは、JBoss Enterprise Application Platform インスタンスと同じユーザーを使用して起動している必要があります。例として、JBoss Operations Network (JON) エージェントを root 権限を持つユーザーとして実行し、JBoss Enterprise Application Platform プロセスを異なるユーザーとして実行しても予想通りには機能しないため、この実行を避ける必要があります。
- ライブラリーモード用にインストールされた JBoss Operations Network (JON) プラグインです。さらに詳しくは、「JBoss Operations Network プラグインのインストール (ライブラリーモード) 」を参照してください。
- Red Hat JBoss Data Grid のライブラリーモードを使用したカスタムアプリケーションです。このアプリケーションでは、
jmxStatistics
を有効にする必要があります (宣言的にか、またはプログラムを使用するかのいずれかによる)。さらに詳しくは、「キャッシュインスタンスに対して JMX を有効にする」を参照してください。 - Java 仮想マシン (JVM) は、JMX MBean Server を公開するために設定する必要があります。Oracle/Sun JDK については、http://docs.oracle.com/javase/1.5.0/docs/guide/management/agent.htmlを参照してください。
- JBoss Enterprise Application Platform の正しく追加され、設定された管理ユーザーです。