6.3.0 リリースノート
Red Hat JBoss Data Grid 6.3 の既知の問題および解決済みの問題
概要
第1章 Red Hat JBoss Data Grid 6.3 の紹介 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.1. Red Hat JBoss Data Grid リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.2. 概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.3. JBoss Data Grid 6.2.1 から 6.3 へのアップグレード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
JBoss Data Grid 6.3 では、新機能 (セキュリティーなど) をサポートするため、クライアントサーバー通信の Hot Rod プロトコルがバージョン 1.3 から 2.0 へ変更されました。新しい Hot Rod クライアント (JBoss Data Grid 6.3.0) が以前のインスタンス (JBoss Data Grid 6.2.1 など) に対して使用されている場合、以下のように Hot Rod プロトコルバージョンを明示的に設定する必要があります (デフォルトはバージョン 2.0 です)。
infinispan.client.hotrod.protocol_version=1.3
infinispan.client.hotrod.protocol_version=1.3
JBoss Data Grid 6.3.x では、org.infinispan.configuration.cache.ConfigurationBuilder.classLoader() を使用して指定されたクラスローダーは無視されます。以下の 1 つを使用してカスタムクラスローダーを指定してください。
- グローバル設定の場合:
org.infinispan.configuration.global.GlobalConfigurationBuilder.classLoader(ClassLoader) - 呼び出しごとの設定の場合:
org.infinispan.AdvancedCache.with(ClassLoader)
JBoss Data Grid 6.2.1 を 6.3.0 にアップグレードする際に追加、変更、および削除されるパッケージについては、『API Documentation』 を参照してください。
第2章 新機能および改良された機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.1. データセキュリティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.1.1. ユーザー認証 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.1.2. ロールベースアクセス制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.1.3. ノードの認証および承認 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.1.4. クラスター内の暗号化通信 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
注記
2.2. Map/Reduce の改良 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.3. JBoss EAP モジュール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.4. Apache Karaf でのサポート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.4.1. リモートクライアントサーバーモード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.4.2. ライブラリーモード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
注記
- キューイング (Infinispan Query Guide を参照)。
- JPA キャッシュストア。「JPA キャッシュストア」を参照してください。
2.5. Hot Rod C# クライアント リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.6. JPA キャッシュストア リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.7. リモートキューイング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.8. Oracle Weblogic 12c でのサポート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
第3章 サポートされる設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
第4章 コンポーネントバージョン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
第5章 既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 『BZ#807674』 - JTA データソースを使用する JDBC キャッシュストアがキャッシュトラザクションに参加しない
- Red Hat JBoss Data Grid のライブラリーモードでは、JTA 対応のデータソースを使用するよう、JDBC キャッシュストアを設定できます。しかし、JTA トラザクションの実行中、このようなストアによってサポートされるキャッシュ上で実行される操作は、トラザクションのスコープ外にあるストアへ永続化されます。すべてのキャッシュ操作は非トランザクションであるため、この問題は JBoss Data Grid のリモートクライアントサーバーモードには適用されません。
- 『BZ#881080』 - 未応答の SuspectExceptions
- ノードがシャットダウンすると応答しないため、ノードがシャットダウンするときに
SuspectExceptionsが周期的に発生します。そのため、SuspectExceptionエラーがログに記録されます。データの整合性はSuspectExceptionsによる影響を受けません。現在、この問題の回避策はありません。 - 『BZ#881791』 - JBoss Data Grid サーバーへのファイルパスに特殊文字が含まれていると問題が発生する
- ディレクトリーパスに特殊文字が使用されていると、JBoss Data Grid サーバーが起動に失敗するか、ロギングに使用される設定ファイルが適切にロードされません。問題が生じる特殊文字には、空白文字、
#(ハッシュ記号)、!(感嘆符)、%(パーセント記号)、$(ドル記号) などが含まれます。この問題の唯一の回避策は、ディレクトリーパスに特殊文字を使用しないことです。 - 『BZ#1012036』 - サイトに到達できないと RELAY2 ログエラーが発生する
- サイトが到達不可能であると、JGroups の
RELAY2によって、ドロップした各メッセージのエラーがログに記録されます。Infinispan には設定可能な失敗ポリシー (ignore/warn/abort) がありますが、ignoreポリシーでもログにエラーが記録されます。 - 『BZ#1024373』 - デフォルトの楽観的ロック設定によって一貫性が失われる
- デフォルトでは、トランザクションキャッシュは楽観的ロックで設定されています。競合の状態では、replace() の同時呼び出しが true を返すことがあり、コミットしてはならない場合でもトランザクションがコミットすることがあります。replace(key, A, B) および replace(key, A, C) の 2 つの同時実行コマンドは、エントリーを上書きすることがあります。最後に終了したコマンドによって、予期しない値が新しい値に上書きされます。この問題を回避するには、REPEATABLE_READ 分離レベルと write skew チェックを有効にします。これにより、同時実行の replace 操作が想定どおり動作するようになります。
- 『BZ#1076084』 - RHQ サーバープラグイン: リモートストアキャッシュの子の作成に失敗する
- 現在、JBoss Operations Network の JBoss Data Grid Remote Client-Server プラグインを使用するキャッシュに対してリモートキャッシュストアの子リソースを作成できません。この操作は失敗し、JBoss Operations Network Agent によって失敗がログファイルに記録されます。そのため、JBoss Operations Network のユーザーインターフェースを使用してリモートキャッシュストアを設定できません。この問題を回避するには、リモートキャッシュストアを手動で設定するよう JBoss Data Grid のサーバー設定ファイルを変更します。
- 『BZ#1092403』 - JPA キャッシュストアが Oracle12c および PostgresPlus 9 のダイアレクトを推測できない
- JPA キャッシュストアの内部依存関係である Hibernate がデータベースとの通信に使用するダイアレクトを判断できないため、JPA キャッシュストアは Oracle12c および Postgres Plus 9 では動作しません。この問題を回避するには、Hibernate ダイアレクトを直接 persistence.xml に指定します。直接指定するには、以下の要素を persistence.xml に追加します。${hibernate.dialect} は、Oracle12c の場合は org.hibernate.dialect.Oracle10gDialect、Postgres Plus 9 の場合は org.hibernate.dialect.PostgresPlusDialect に置き換える必要があります。
<property name="hibernate.dialect" value="${hibernate.dialect}" /><property name="hibernate.dialect" value="${hibernate.dialect}" />Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 『BZ#1101512』 - CLI で保存されたデータをテストするとき、CLI UPGRADE コマンドが失敗する
- CLI を用いて古いクラスターに保存されたデータを移行する場合 、CLI のアップブレードコマンドを使用してデータを古いクラスターから新しいクラスターに移行できません (
put --codec=hotrod key1 val1コマンドを実行する場合など)。Hot Rod または REST クライアントを使用してデータが直接保存された場合は、この問題は発生しません。 - 『BZ#1118204』 - Infinispan クエリー - FullTextIndexEventListener における WeakIdentityHashMap の同時処理の問題
- Hot Rod より put/remove 操作を使用する場合、システムが高負荷の状態であると一部のオブジェクトがインデックス化されないことがあります。これらのオブジェクトはリモートクエリーによって返されないか、以前の状態を基に返されます。これにより、キャッシュがトラザクションでない場合は埋め込みクエリーも影響を受けます。このバグにより、更新や削除の操作が失われることもあります。そのため、後続のクエリーが新たに挿入されたオブジェクトの結果を見落とすことがありますが、返されるべきでない結果が含まれる可能性もあります。グリッドからオブジェクトを返すようにユーザーがリクエストすると、存在しないものが結果から削除されるため、削除操作が見落とされる問題はプロジェクションの使用のみに影響します。この問題を回避するには、キャッシュが Hod Rod 上でアクセスされるか (各操作はトランザクションで囲まれます)、または埋め込みキャッシュとしてローカルでアクセスされるかに関わらず、キャッシュをトランザクションとしてマーク付けします。
- 『BZ#1113585』 - LevelDBStore.stop() によってネイティブコードの JVM がクラッシュされる
- LevelDB キャッシュストアを使用するキャッシュが停止すると (キャッシュマネージャーが停止したことによる場合など)、LevelDB ネイティブ実装によって JVM プロセスのセグメンテーション違反が発生することがあります。これにより、プロセス全体がクラッシュします。
第6章 解決済みの問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 『BZ#1043434』 - すでに無効化されている L1 エントリーが状態の遷移によって追加される
- L1 が有効で
onRehash=trueである分散キャッシュモードでは、状態の遷移中にエントリーが上書きされると上書きが無視されることがありました。このノードによってエントリーの上書き前の値が報告され、L1 のタイムアウト後にこのエントリーは完全に削除されました。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。 - 『BZ#1054165』 - JBoss Operations Network (3.2.0) -- キャッシュマネージャーの lib プラグイン AVAILABILITY CHECK に失敗する -- アプリケーションは JBoss EAP 6.2 上にデプロイ
- JBoss Data Grid Library と JBoss Operations Network の統合では、JBoss EAP サーバー上にデプロイされた JBoss Data Grid ライブラリーを使用するアプリケーションを監視する目的で、可用性チェック操作のタイムアウト期間にデフォルトの
5000ミリ秒を使用するのは不十分でした。これにより、埋め込みの Infinispan キャッシュマネージャーの可用性としてUPとDOWNが交互に報告されました。さらに、この問題によってキャッシュ統計の監視が影響を受けました。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。 - 『BZ#1072349』 - JBoss Operations Network のサーバープラグインの管理/監視に拡張が必要
- JBoss Operations Network の Red Hat JBoss Data Grid サーバープラグインは、管理操作の完全セットを対象にしませんでした。そのため、JBoss Operations Network のユーザーインターフェースから管理操作のサブセットへアクセスできませんでした。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。
- 『BZ#1096877』 - Hot Rod クライアント RequestBalancingStrategy の後方互換性の問題
org.infinispan.client.hotrod.impl.transport.tcp.RequestBalancingStrategyインターフェースはパブリック API の一部としてみなされますが、このインターフェースが変更になりました。JBoss Data Grid を直接使用するアプリケーションがこのインターフェースを使用 (実装) する場合、アプリケーションコードを変更しないと JBoss Data Grid 6.3 へアップデートできませんでした。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。- 『BZ#1097197』 - Karaf で Hot Rod を介してカスタムオブジェクトを保存できない
- Karaf で実行されている Hot Rod クライアントはユーザー定義のオブジェクトを保存または読み出しできませんでした。これは、カスタムクラスはクライアントのバンドルにパッケージ化されていたため、Hot Rod クライアントはこれらのクラスを認識できなかったためです。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。
- 『BZ#1099055』 - サブジェクトが設定されるときに認証設定ビルダーに CallbackHandler が必要
- SASL コールバックハンドラーが設定されていないと、Hot Rod Java クライアント設定バリデーターは設定を許可しませんでした。しかし、代わりに有効なクライアントサブジェクトが指定されると、バリデーターは設定を許可します。そのため、設定バリデーターは org.infinispan.commons.CacheConfigurationException 例外をスローし、以下のエラーメッセージが表示されました。
ISPN004030: Cannot enable authentication without specifying a Callback Handler.
ISPN004030: Cannot enable authentication without specifying a Callback Handler.Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。 - 『BZ#1099156』 - JpaStore.process および JpaStore.purge メソッドでの storeMetadata=false の処理
- メタデータストレージ属性が無効な状態で JPA キャッシュストアが使用されると、他の操作が発生するときにキャッシュストアはメタデータ向けのクエリーを実行しました。そのため、メタデータクラスが
persistence.xmlファイルで無効になっている場合、他の操作が実行に失敗したり、最適に実行されませんでした。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。 - 『BZ#1100741』 - Red Hat Enterprise Linux 5 で LevelDB テストが失敗する
- LevelDB ストアによって使用されるネイティブ LevelDB JNI ライブラリーは、Red Hat Enterprise Linux 6 で使用可能な C++ コンパイラーを使用して構築されました。これにより、バイナリーは Red Hat Enterprise Linux 5 との ABI の互換性がなくなりました。そのため、LevelDB JNI ライブラリーはロードに失敗し、バージョンシンボルがないというリンカーエラー (
/usr/lib64/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.9' not found) が報告されました。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。 - 『BZ#1115229』 - LevelDB ストアが有効な状態でキャッシュをロードすると、同時実行エラーが発生する
- LevelDB の期限切れキューが満杯になりつつあると、queue-size パラメーターが解析されませんでした。そのため、キューが満杯になり書き込み操作がブロックされました。この問題は、JBoss Data Grid 6.3.1 で修正されました。パーサーが修正され、queue-size を設定できるようになりました。
付録A 改訂履歴 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
| 改訂履歴 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 改訂 6.3.0-6 | Wed Oct 22 2014 | ||||
| |||||
| 改訂 6.3.0-5 | Tue Jul 15 2014 | ||||
| |||||
| 改訂 6.3.0-4 | Thu Jul 10 2014 | ||||
| |||||
| 改訂 6.3.0-3 | Tue Jul 01 2014 | ||||
| |||||
| 改訂 6.3.0-2 | Wed May 28 2014 | ||||
| |||||
| 改訂 6.3.0-1 | Tue May 27 2014 | ||||
| |||||
| 改訂 6.3.0-0 | Mon Apr 28 2014 | ||||
| |||||