第5章 既知の問題と解決済みの問題


5.1. 既知の問題

BZ-1214604 - Async cache store doesn't clear the table rows while sync store does (同期ストアではテーブル行をクリアできるが、非同期ストアではクリアできない)

非同期キャッシュを使用しているときに、cache.clear() を呼び出してもテーブル内のデータが削除されません。cache.getKey() は、通常どおり null を返しますが、テーブルエントリーは保持されます。

この問題の回避策としては、同期キャッシュストアを使用します。この問題は JDG 7 で修正される予定です。
BZ-1204813 - JSR-107 Support for cacheResolverFactory annotation property (cacheResolverFactory アノテーションプロパティーの JSR-107 サポート)

JCache アノテーションを使用すると、CacheResolver を生成するために使用されるカスタム CacheResolverFactory を定義できます。このクラスの目的は、アノテートされたメソッドの結果を格納するために使用するキャッシュを決定することです。ただし、現時点では CacheResolver の指定のサポートは提供されていません。

代わりに使用する CDI ManagedCacheResolver を定義します。
BZ-1158839 - Clustered cache with FileStore (shared=false) is inconsistent after restarting one node if entries are deleted during restart (ノードの再起動中にエントリーが削除される場合に、ノードの再起動後に FileStore (shared=false) を持つクラスター化キャッシュが不整合である)

Red Hat JBoss Data Grid では、ノードの再起動時に、ローカルキャッシュストアからエントリーが自動的に削除されません。結果として、ノードを起動した管理者が、ノードの起動時にキャッシュストアをクリアするようノード設定を手動で変更する必要があります。ノード設定が変更されない場合は、キャッシュが不整合になることがあります (削除されたエントリーがまだ存在することがあります)。

これは JBoss Data Grid 6.5 の既知の問題であり、現時点ではこの問題の回避策はありません。
BZ-1114080 - HR client SASL MD5 against LDAP fails (LDAP に対する HR クライアントの SASL MD5 が失敗する)

Red Hat JBoss Data Grid では、サーバーが LDAP に対するパススルー MD5 認証をサポートしません。結果として、Hot Rod クライアントは、LDAP サーバーでサポートされる認証である MD5 を使用して JBoss Data Grid サーバーに対して認証できません。

これは JBoss Data Grid 6.5 の既知の問題であり、回避策としてはエンドツーエンド SSL 暗号化を使用して PLAIN 認証を使用します。
BZ-1024373 - Default optimistic locking configuration leads to inconsistency (デフォルトの楽観的ロック設定により不整合が発生する)

Red Hat JBoss Data Grid では、トランザクションキャッシュはデフォルトにより楽観的ロックで設定されています。競合の状態では、replace() の同時呼び出しが true を返すことがあり、予期せずにトランザクションがコミットすることがあります。

replace(key, A, B) および replace(key, A, C) の 2 つの同時実行コマンドは、エントリーを上書きすることがあります。最後に終了したコマンドによって、予期しない値が新しい値に上書きされます。

これは、JBoss Data Grid 6.5 の既知の問題です。この問題を回避するには、write skew チェックと REPEATABLE_READ 分離レベルを有効にします。これにより、同時実行の replace 操作が想定どおり動作するようになります。
BZ-1213818 - CustomCacheStore deployed via JON is registered AFTER cache start during server start-up (JON を介してデプロイされた CustomCacheStore がサーバー起動中にキャッシュ開始後に登録される)

カスタムキャッシュストア .jar ファイルの JDG サーバーへのデプロイメントが JBoss Operation Network UI (JDG server -> Create Child -> Deployment) を介して行われる場合、デプロイメントは JDG サーバーで遅く登録されます (つまり、キャッシュの開始後)。したがって、キャッシュは、カスタムキャッシュストア実装を使用するよう設定されているときに、エラーメッセージを報告します。

回避策としては、カスタムキャッシュストア .jar ファイルを $JDG_HOME/standalone/deployments フォルダーにコピーするか、deploy コマンドをサーバー CLI で使用します。
BZ-1200822 - JSR-107 Support for clustered caches in HotRod implementation (HotRod 実装のクラスター化キャッシュの JSR-107 サポート)
新しいキャッシュ (サーバー設定ファイルで定義されていないキャッシュ) を JSR-107 の HotRod 実装で作成する場合、キャッシュはいずれか 1 つのサーバーで local として作成されます。この場合は、クラス org.jboss.as.controller.client.ModelControllerClient がクラスパスに指定されている必要があります。
回避策としては、サーバー設定ファイルで定義されたクラスター化キャッシュを使用します。この場合でも、キャッシュに初めてアクセスする前に cacheManager.createCache(cacheName, configuration) を呼び出す必要があります。
BZ-1223290 - JPA Cache Store not working properly on Weblogic (JPA キャッシュストアが Weblogic で正常に動作しない)
以下のエラーメッセージが表示された後に、WebLogic サーバーにデプロイされた JPA キャッシュストアが NullPointerException をスローします。
Entity manager factory name (org.infinispan.persistence.jpa) is already registered
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これは JBoss Data Grid 6.5.0 の既知の問題であり、現時点ではこの問題の回避策はありません。
BZ-1223395 - Operation [Registering Deployed Cache Store service...] happens too late on slower machines (遅いマシンで操作 [デプロイ済みキャッシュストアの登録 ...] が行われるのが遅すぎる)
特定のキャッシュのためにデプロイ済みカスタムキャッシュストアを使用している場合は、JBoss Data Grid サーバーで競合の状態が発生することがあります。カスタムキャッシュストアライブラリー登録が正常に完了する前に、キャッシュが開始され、要求されたリソースを開始中に見つけることができず、開始に失敗する場合があります。
これは JBoss Data Grid 6.5.0 の既知の問題であり、現時点ではこの問題の回避策はありません。
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