10.5.3.4. JdbcBinaryCacheStore リモート設定の属性


JBoss Data Grid のリモートクライアントサーバーモードで JdbcBinaryCacheStore を設定するために使用される要素とパラメーターの一覧は次の通りです。
cache-container 要素

cache-container 要素は、次のパラメーターを使用してキャッシュコンテナに関する情報を指定します。

  • name パラメーターはキャッシュコンテナの名前を定義します。
  • default-cache パラメーターは、キャッシュコンテナと共に使用されるデフォルトキャッシュの名前を定義します。
  • listener-executor は非同期キャッシュリスナーの通知に使用されるエクゼキューターを定義します。
  • start パラメーターはキャッシュコンテナが起動する場所を示します (要求時またはサーバー起動時にレイジーに起動するかなど)。このパラメーターの有効な値は EAGERLAZY です。
local-cache 要素

local-cache 要素は次のパラメーターを使用して、キャッシュコンテナと共に使用されるローカルキャッシュに関する情報を指定します。

  • name パラメーターは使用するローカルキャッシュの名前を指定します。
  • start パラメーターはキャッシュが起動する場所を示します (要求時またはサーバー起動時にレイジーに起動するかなど)。このパラメーターの有効な値は EAGERLAZY です。
  • batching パラメーターは、ローカルキャッシュに対してバッチ処理が有効であるかを指定します。
  • indexing パラメーターはローカルキャッシュに使用される索引作業のタイプを指定します。このパラメーターの有効な値は NONELOCAL、および ALL です。
locking 要素

locking 要素はローカルキャッシュのロック設定を指定します。

  • isolation パラメーターはローカルキャッシュに使用される分離レベルを定義します。このパラメーターに有効な値は REPEATABLE_READREAD_COMMITTED です。
  • acquire-timeout パラメーターは取得した操作がタイムアウトするミリ秒単位の値を指定します。
  • concurrency-level パラメーターは LockManager によって使用されるロックストライプの数を定義します。
  • striping パラメーターは、ロックストライピングがローカルキャッシュに使用されるかどうかを指定します。
transaction 要素

transaction 要素はローカルキャッシュのトランザクション関連の設定を指定します。

  • mode パラメーターはローカルキャッシュに使用されるトランザクションモードを指定します。このパラメーターの有効な値は NONENON_XA (XAResource を使用しない)、 NON_DURABLE_XA (リカバリーを用いずに XAResource を使用する) および FULL_XA (リカバリーを用いて XAResource を使用する) です。
eviction 要素

eviction 要素はローカルキャッシュのエビクション設定情報を指定します。

  • strategy パラメーターは使用されるエビクションストラテジーやアルゴリズムを指定します。このパラメーターの有効な値には NONEFIFOLRUUNORDEREDLIRS などがあります。
  • max-entries パラメーターはキャッシュインスタンスにおけるエントリーの最大数を指定します。
binary-keyed-jdbc-store 要素

binary-keyed-jdbc-store 要素は、バイナリのキーボードから情報が入力されたキャッシュの JDBC ストアに対する設定を指定します。

  • datasource パラメーターはデータソースの JNDI 名を定義します。
  • passivation パラメーターは、キャッシュのエントリーがパッシベートされるか (true) またはキャッシュストアが内容のコピーをメモリーに保持するか (false) を決定します。
  • preload パラメーターは、起動中にエントリーをキャッシュにロードするかを指定します。このパラメーターの有効な値は truefalse になります。
  • purge パラメーターは、起動時にキャッスストアがパージされるかどうかを指定します。 このパラメーターで有効な値は truefalse です。
property 要素

property 要素には、キャッシュストアに関連するプロパティーに関する情報が含まれます。

  • name パラメーターはキャッシュストアの名前を指定します。
  • ${database.type} を有効なデータベースタイプの値 (DB2_390SQL_SERVERMYSQLORACLEPOSTGRESSYBASE など) に置き換える必要があります。
binary-keyed-table 要素

binary-keyed-table 要素は、バイナリのキャッシュエントリーを格納するために使用されるデータベーステーブルに関する情報を指定します。

  • prefix パラメーターはデータベーステーブル名のプレフィックスの文字列を指定します。
id-column 要素

id-column 要素は、キャッシュエントリーの ID を保持するデータベース列に関する情報を指定します。

  • name パラメーターはデータベース列の名前を指定します。
  • type パラメーターはデータベース列のタイプを指定します。
data-column 要素

data-column 要素には、キャッシュエントリーデータを保持するデータベース列に関する情報が含まれます。

  • name パラメーターはデータベース列の名前を指定します。
  • type パラメーターはデータベース列のタイプを指定します。
timestamp-column 要素

timestamp-column 要素は、キャッシュエントリーのタイムスタンプを保持するデータベース列に関する情報を指定します。

  • name パラメーターはデータベース列の名前を指定します。
  • type パラメーターはデータベース列のタイプを指定します。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat