5.6. 同期および非同期の分散


5.6.1. 同期および非同期の分散について

ディストリビューションモードは同期通信のみをサポートします。特定のパブリック API メソッドより意味のある戻り値を引き出すには、ディストリビューションモードを使用する時に同期された通信を使用する必要があります。

例5.1 通信モードの例

例えば、ABC という 3 つのキャッシュがクラスターにあり、キャッシュ AB にマップする K というキーがあるとします。戻り値の必要なクラスター C 上で、Cache.remove(K) のような操作を実行するとします。正常に実行するには、操作が最初にキャッシュ AB の両方に呼び出しを同期転送し、キャッシュ A または B より返される結果を待つ必要があります。非同期通信が使用された場合、操作が想定通り動作しても戻り値の有用性は保証されません。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.