第12章 REST インターフェース


Red Hat JBoss Data Grid は、REST インターフェースを提供します。REST API の主な利点は、クライアントとサーバー間で疎結合が可能になることです。クライアントライブラリーおよびバインディングの特定のバージョンに対する依存性がなくなります。REST API によりオーバーヘッドが発生し、REST クライアントまたはカスタムコードが REST 呼び出しを認識し、作成する必要があります。
JBoss Data Grid の REST API と対話するには、HTTP クライアントライブラリーのみが必要です。Java の場合は Apache HTTP Commons Client が推奨されます。または、java.net API を使用できます。

重要

以下の例では、REST セキュリティーが REST コネクターで無効にされていることを前提とします。REST セキュリティーを無効にするには、コネクターから security-domain および auth-method パラメーターを削除します。

12.1. REST インターフェースコネクター

REST コネクターは Web サブシステムが必要である点で、Hot Rod および Memcached コネクターとは異なります。したがって、ソケットバインディング、ワーカースレッド、タイムアウトなどの設定は、Web サブシステムで実行する必要があります。
REST インターフェースがサーバーで有効にされると、通常これをデータの追加、削除、および取得のために使用できます。これらのプロセスについての詳細は、JBoss Data Grid の 『Developer Guide』 を参照してください。

12.1.1. REST コネクターの設定

次の手順を使用して、Red Hat JBoss Data Grid のリモートクライアントサーバーモードで rest-connector 要素を設定します。

手順12.1 リモートクライアントサーバーモード用 REST コネクターの設定

<subsystem xmlns="urn:infinispan:server:endpoint:8.0">
   <rest-connector cache-container="local"
                 context-path="${CONTEXT_PATH}"
                 security-domain="${SECURITY_DOMAIN}"
                 auth-method="${METHOD}" 
                 security-mode="${MODE}" /> 
</subsystem>
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rest-connector 要素は、REST コネクターの設定情報を指定します。
  1. cache-container パラメーターは、REST コネクターで使用されるキャッシュコンテナーを指定します。これは必須パラメーターです。
  2. context-path パラメーターは、REST コネクターのコンテキストパスを指定します。このパラメーターのデフォルト値は空の文字列 ("") です。これはオプションパラメーターです。
  3. security-domain パラメーターは、REST エンドポイントへのアクセスを認証するためにセキュリティーサブシステムで宣言された指定済みドメインを使用することを指定します。これはオプションパラメーターです。このパラメーターが省略されると、認証は実行されません。
  4. auth-method パラメーターは、エンドポイントのクレデンシャルを取得するために使用するメソッドを指定します。このパラメーターのデフォルト値は BASIC です。サポートされる別の値には BASICDIGEST、および CLIENT-CERT があります。これはオプションパラメーターです。
  5. security-mode パラメーターは、書き込み操作 (PUT、POST、DELETE など) または読み取り操作 (GET や HEAD など) に対してのみ認証が必要かどうかを指定します。このパラメーターの有効な値は WRITE (書き込み操作のみを認証する場合) または READ_WRITE (読み書き操作を認証する場合) です。このパラメーターのデフォルト値は READ_WRITE です。
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