第2章 新機能および改良された機能


2.1. パフォーマンスの向上

Red Hat JBoss Data Grid (JDG) 7.1.0 ではコアパフォーマンスが向上され、特にクラスター化の書き込み操作が強化されました。現在のテスト環境では、負荷時の書き込みスループットが最大 60% 向上されました。

2.2. JBoss Web Server (Tomcat) および Spring Session サポートからの HTTP セッションの外部化

JDG 7.1 では、JBoss Web Server (JWS) のノードからリモート JDG クラスターへ HTTP セッションを外部化する機能が追加されました。この機能を使用すると、JWS 層をステートレスすることができ、JDG 層からのセッションデータの取得中にアプリケーション層のローリングアップデートを実行することができます。

さらに、JDG 7.1 には Spring (または Spring Boot) デプロイメントからリモート JDG クラスターへ HTTP セッションを外部化できる Spring Session のサポートが導入されました。

2.3. Apache Spark 2.x の統合

JDG 7.0 では、Resilient Distributed Dataset (RDD) および Discretized Stream (DStream) と Apache Spark 1.6 との統合が導入されました。JDG 7.1 では Apache Spark 2.x の新しいコネクターが追加されました。

2.4. リモートクエリーの改良

JDG 7.1 には、リレーショナルおよびフルテキスト述語の組み合わせを指定できる (Apache Lucene を基に)、新しい文字列ベースのクエリー言語 Ickle が技術プレビューとして導入されました。これにより、これまではライブラリーモードでのみ使用できた操作の一部がクライアントサーバーモードで使用できるクエリー機能セットに追加され、ライブラリーモードに新しいクエリー言語が提供されます。

2.5. スタンドアロンサーバーデプロイメントの管理コンソール

JDG 7.1 では、JDG サーバーがスタンドアロンモードで使用される場合に、管理コンソールから適用可能なノードレベルの設定を更新および保存できるようになりました。アトミックなクラスター化操作はスタンドアロンモードの管理コンソールからは使用できません。JDG 7.0 と同様に、ドメインモードにデプロイされた JDG サーバーが必要になります。

2.6. Hot Rod C++ クライアント の RPM 配布

JDG 7.1 では、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6 および 7 向けの Hot Rod C++ クライアントを ZIP アーカイブではなく RPM で配布し、サポートします。

2.7. Hot Rod Java クライアントの改良

JDG 7.1 では、Hot Rod Java クライアントに以下の改良が加えられ、完全サポートされる予定です。

  1. 大型オブジェクトのチャックを JDG サーバーからクライアントへストリーミング。これは、小型の JVM で実行され、複数の同時セッションを処理するクライアント Web アプリケーションで便利な機能です。
  2. クライアントとサーバー間の TLS ベースの通信で Server Name Indication (SNI) サポートを追加。

2.8. Hot Rod C++ クライアントの改良

JDG 7.1 では、Hot Rod C++ クライアントに以下の改良が加えられ、完全サポートされる予定です。

  1. サイト間のフェイルオーバー
  2. クライアントおよび JDG サーバー間の SNI を用いた TLS ベースの暗号化による通信

さらに、JDG 7.1 では以下の機能が技術プレビューとして追加される予定です。

  1. リモートクエリー
  2. リモートイベント/リスナー
  3. ニアキャッシュ
  4. 非同期操作
  5. リモートスクリプトの実行

2.9. Hot Rod C# クライアントの改良

JDG 7.1 では、Hot Rod C# クライアントに以下の改良が加えられ、完全サポートされる予定です。

  1. サイト間のフェイルオーバー
  2. クライアントおよび JDG サーバー間の SNI を用いた TLS ベースの暗号化による通信

さらに、JDG 7.1 では以下の機能が技術プレビューとして追加される予定です。

  1. リモートクエリー
  2. リモートイベント/リスナー
  3. ニアキャッシュ
  4. 非同期操作
  5. リモートスクリプトの実行

2.10. Hot Rod Node.js クライアントの改良

JDG 7.1 では、Hot Rod Node.js クライアントに以下の改良が加えられ、完全サポートされる予定です。

  1. サイト間のフェイルオーバー
  2. クライアントおよび JDG サーバー間の SNI を用いた TLS ベースの暗号化による通信
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