15.4. 環境変数
15.4.1. 監視およびロギング
AB_PROMETHEUS_ENABLE
JMX メトリクスを収集し、Data Grid を監視および分析できます。デフォルト値は
false
です。デフォルトの Prometheus エージェントでモニタリングを有効にするには、値をtrue
に設定します。Prometheus Operator がインストールされ、実行されている必要があります。また、モニタリングを設定する必要もあります。
AB_PROMETHEUS_JMX_EXPORTER_PORT
-
Data Grid が JMX メトリクスを公開するポートを定義します。デフォルトは
9779
です。 LOGGING_CATEGORIES
以下のように、Data Grid がログメッセージをキャプチャーするカテゴリーとレベルを調整します。
$ LOGGING_CATEGORIES=org.infinipan.core=WARN,org.infinispan.config=DEBUG
ログカテゴリーは Java パッケージ名に対応し、標準ログレベル(
TRACE
,DEBUG
、INFO
、WARN
、ERROR
、およびFATAL
)を使用します。重要LOGGING_CATEGORIES
を指定した場合には、Data Grid では以下のデフォルトのロガーは設定されません。代わりに、Data Grid は、LOGGING_CATEGORIES
で明示的に指定しないすべてのパッケージに対して、デフォルトのレベルのINFO
を使用します。表15.1 デフォルトのロガー Category レベル com.arjuna
WARN
sun.rmi
WARN
org.jboss.as.config
DEBUG