7.2. CounterManager インターフェイス
CounterManager
インターフェイスは、カウンターを定義、取得、および削除するエントリーポイントです。
埋め込みデプロイメント
CounterManager
は EmbeddedCacheManager
の作成を自動的にリッスンし、EmbeddedCacheManager
ごとのインスタンスの登録を続行します。カウンター状態を保存し、デフォルトのカウンターの設定に必要なキャッシュを開始します。
CounterManager
の取得は、以下の例のように EmbeddedCounterManagerFactory.asCounterManager(EmbeddedCacheManager)
を呼び出すだけです。
// create or obtain your EmbeddedCacheManager EmbeddedCacheManager manager = ...; // retrieve the CounterManager CounterManager counterManager = EmbeddedCounterManagerFactory.asCounterManager(manager);
サーバーデプロイメント
Hot Rod クライアントの場合、CounterManager
は RemoteCacheManager に登録されており、以下のように取得できます。
// create or obtain your RemoteCacheManager RemoteCacheManager manager = ...; // retrieve the CounterManager CounterManager counterManager = RemoteCounterManagerFactory.asCounterManager(manager);
7.2.1. CounterManager を介したカウンターの削除
Strong/WeakCounter
と CounterManager
でカウンターを削除するのに違いがあります。CounterManager.remove(String)
は、クラスターからカウンター値を削除し、ローカルカウンターインスタンスのカウンターに登録されているすべてのリスナーを削除します。さらに、カウンターインスタンスは再利用可能ではなくなり、無効な結果が返される可能性があります。
一方で、Strong/WeakCounter
を削除するとカウンター値のみが削除されます。インスタンスは引き続き再利用でき、リスナーは引き続き動作します。
削除後にアクセスされると、カウンターは再作成されます。