第2章 Protobuf スキーマのコンパイル


Data Grid は ProtoStream API を使用して、データを Protobuf でエンコードされたエントリーとして保存します。

Protobuf は、Hot Rod エンドポイントと REST エンドポイントの両方を使用して、クライアントがリモートキャッシュでエントリーを作成および取得できるようにする言語に依存しない形式です。

2.1. Red Hat Enterprise Linux(RHEL) での Protobuf スキーマのコンパイル

Protobuf スキーマ .proto ファイルを C++ ヘッダーおよびソースファイルにコンパイルし、データを Data Grid に記述します。

前提条件

  • Protobuf ライブラリーおよび protobuf-devel パッケージをインストールします。

    # yum install protobuf
    # yum install protobuf-devel
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手順

  1. LD_LIBRARY_PATH 環境変数が設定されていない場合は設定します。

    # export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/opt/lib64
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  2. 必要に応じて、Hot Rod C++ クライアントの Protobuf スキーマをコンパイルします。

    # /bin/protoc --cpp_out dllexport_decl=HR_PROTO_EXPORT:/path/to/output/ $FILE
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    HR_PROTO_EXPORT は、Protobuf スキーマをコンパイルする際に Hot Rod C++ クライアントが拡張するマクロです。

  3. クエリーを使用する予定の場合は、Protobuf スキーマを Data Grid に登録します。
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