4.3. JMX MBean を登録するための Data Grid の設定
Data Grid は、統計の収集と管理操作の実行に使用できる JMX MBean を登録できます。JMX とは別に統計を有効にする必要があります。そうしないと、Data Grid はすべての統計属性に 0
の値を提供します。
手順
以下のいずれかの方法でキャッシュコンテナー設定を変更し、JMX を有効にします。
-
宣言型:
<jmx enabled="true" />
要素をキャッシュコンテナーに追加します。 -
プログラマティック:
.jmx().enable()
メソッドを呼び出します。
宣言型
<cache-container> <jmx enabled="true" /> </cache-container>
プログラマティック
GlobalConfiguration globalConfig = new GlobalConfigurationBuilder() .jmx().enable() .build();
4.3.1. クロスサイトレプリケーション用の JMX MBean
Data Grid は、統計を収集し、リモート操作を実行できるクロスサイトレプリケーションに JMX MBean を提供します。
org.infinispan:type=Cache
コンポーネントは、以下の JMX MBean を提供します。
-
XSiteAdmin
は、特定のキャッシュインスタンスに適用されるクロスサイト操作を公開します。 -
StateTransferManager
は、状態遷移操作の統計を提供します。 -
InboundInvocationHandler
は、非同期および同期のクロスサイトリクエストの統計と操作を提供します。
org.infinispan:type=CacheManager
コンポーネントには以下の JMX MBean が含まれます。
-
GlobalXSiteAdminOperations
は、キャッシュコンテナーのすべてのキャッシュに適用されるクロスサイト操作を公開します。
JMX MBean および利用可能な操作および統計の説明に関する詳細は、Data Grid JMX Components のドキュメントを参照してください。